人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2010年お正月報告 ―二日―

 10.1.42010年お正月報告 ―二日―_c0133503_11472125.jpg
 正月二日は奈良や京都に出かけることが、ここ数年のわが家の恒例になっていることは、以前お知らせしたとおり。いつも行先でもめるのですが、今年は結構すんなり奈良市内に行くことに決まりました。
 理由は二つ。
 一つは、イベント好きの妻が、平城遷都1300年祭のマスコット、なにかとお騒がせのあのせんと君に会いたがっていたこと。もう一つは、歴史が苦手の息子の成績アップを図ることです。
 おのずと行先の選考基準はせんと君が迎えてくれて、教科書に必ず載っているところとなり、薬師寺、唐招提寺、平城宮朱雀門に決定。奈良時代の薬師寺東塔が修復中で見られなかったのは残念でしたが、朱雀門とその北方に復元中の大極殿を見たからには平城京(宮)のイメージは息子の頭にしっかりインプットされたことでしょうし、唐招提寺と鑑真を、もうテストで間違うこともないでしょう(というより、もう間違ってもらっては困ります)。
 さて、奈良から帰宅後の夕食はしゃぶしゃぶです。義父が買ってきてくれたお肉を見ると、淡いピンクの肉片に白い脂肪がまるで粉雪が舞うように散らばる、「これぞ霜降り」といった明らかに高そうなお肉。聞くと100g 1,200円したとのこと!(※)、普段質素な食生活を送っている義父母ですが、正月ということで奮発してくれたようです。口に含むと、肉汁と適度な脂身がポン酢の酸味と相まって、舌の先でとろけそうです。 
「私の最後の晩餐はこの肉にして!」「歯ぁ、抜けてしもても食べれるでぇ」「憲史(息子)!お前食べるのは10年早いわ」と、まぁ、みんな好き勝手なことを言いながら至福の時を過ごしました。いやぁ、極楽、極楽…。

 ※東京地方の読者のために一言申し添えますと、大阪で普段食する国産牛肉は500~600円程度であることと、義父が買った店は他所より安いことで有名な店であること、東京は牛肉が大阪に比べてかなり高めであることなど勘案するならば、東京で同じものを買うと2,000円は下らないのではないでしょうか。
 

by takeshi_yamagen | 2010-01-04 09:49  

<< 2010年お正月報告 ―三日― 2010年お正月報告 ―元日―  >>