福島原発の事故―、池田市民にとっても他人事ではありません
2011年 06月 17日
11.6.17
福島原発の事故は、池田市に住む私たちにとっても他人事ではありません。
というのも、アメリカでは食料摂取による体内被ばくの危険がある地域を原発から半径80km圏内と定めているのですが、福井県の関西電力大飯、高浜の両原発を中心にしてコンパスをあててみると、池田市がちょうど80kmの円上にのってきて、市営水道の水源である猪名川、余野川の上流域は完全に危険地域の圏内に入ってしまうのです。つまり、福井県内の原発でいったん事故がおこれば、池田市民の生活もとりかえしのつかない事態に陥ってしまう恐れがあるということ。
私は、9日の代表質問でこの事実も示し、「原発の「安全神話」が崩れた今、市の防災計画を原発事故をも想定したものに変えるべきではないか」と迫りましたが、市長は「指針を作っているのは10km圏内の自治体だけ」「政府指針にもとづき、必要に応じて修正する」「福井県知事の意向を見極めてから…」と消極的な態度に終始、「水道水の測定など安心情報は提供していきたい」と言うのがやっとでした。
福島原発の事故は、池田市に住む私たちにとっても他人事ではありません。
というのも、アメリカでは食料摂取による体内被ばくの危険がある地域を原発から半径80km圏内と定めているのですが、福井県の関西電力大飯、高浜の両原発を中心にしてコンパスをあててみると、池田市がちょうど80kmの円上にのってきて、市営水道の水源である猪名川、余野川の上流域は完全に危険地域の圏内に入ってしまうのです。つまり、福井県内の原発でいったん事故がおこれば、池田市民の生活もとりかえしのつかない事態に陥ってしまう恐れがあるということ。
私は、9日の代表質問でこの事実も示し、「原発の「安全神話」が崩れた今、市の防災計画を原発事故をも想定したものに変えるべきではないか」と迫りましたが、市長は「指針を作っているのは10km圏内の自治体だけ」「政府指針にもとづき、必要に応じて修正する」「福井県知事の意向を見極めてから…」と消極的な態度に終始、「水道水の測定など安心情報は提供していきたい」と言うのがやっとでした。
by takeshi_yamagen | 2011-06-17 00:01 | 東日本大震災と原発