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大阪に独裁者はいりまへん!

 11.11.8
 橋下陣営は「知事はカリスマ性があるという意味で「独裁」という言葉を使ったに過ぎない」(池田市選出の維新の会府議)とさかんに言いまわっています。
 しかし「選挙で選ばれたということで、僕の感覚というのは、府民感覚だ」と、公約になかった大阪都構想や教育基本条例などを数の力で押し切ろうとし、大阪の政治も教育も知事一人に集中させようとする橋下さんの政治姿勢が、本人をして「独裁」と呼ばしめたと考えるのが自然であって、カリスマ性云々は苦しい言い訳です。まぁ、戦後何万人と政治家がいたことでしょうが、独裁が必要と豪語したのは彼ぐらいであることは間違いないところでしょう。
 ところで、橋下独裁への批判、とりわけ教育基本条例案に関する批判が、党派を超えて広がっています。その一端を紹介しましょう。
「橋下知事の一方向だけが「大阪の教育」と決めてしまうのは怖いこと」(府立高等学校PTA協議会の嘆願書)
「憲法及び地方教育行政組織法に違反する大阪府教育基本条例の制定に反対」(大阪弁護士会会長 中本和洋さん)
「政治主導ではなく単なる支配だ」(北大教授 山口二郎さん)
「これはまるで工場の品質管理です」(日本ペンクラブ会長 浅田次郎さん)
 また、知事自らが任命した5人の教育委員のうち、百マス計算で有名な陰山英男さんをはじめとした4人が「教育基本条例案が通れば辞任する」と表明、残る一人の中西正人教育長も「教育基本条例の内容を直ちにすべて進めれば、大阪の教育は大混乱する」と述べています。

by takeshi_yamagen | 2011-11-08 23:53  

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