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倉田市政16年とはなんだったのか 

 11.11.9
 明日からいよいよ知事選が始まります。
 梅田章二さんの勝利をめざして今日も一日ビラまき、街角でのスポット演説と一日走り回ってきましたが、知事選にはわが池田市の倉田市長も立候補するので御近所の方から「倉田さんの政治をどう見ているの?」との質問を受けましたので、私が倉田市長の16年半の政治をどう見ているか少し述べておきたいと思います。
 ひとことでいうと、彼の市政は福祉、暮らし、教育の予算を切り捨てて、市のやるべき仕事を民間に放り投げてきた市政であったと言えます。
 その結果、池田の公立幼稚園は11園から4園に、公立保育所は同じく11園から5園となり、そして今また11小学校を小中一貫校の名のもとにすべてつぶしてしまう計画を進めているのです。
 また、民間に保育所の給食調理を委託した結果、給食に異物が混入していたのに3日間も放置されるという事件すら発生しました(09/12/23 、10/3/19・3/30・6/24付ブログ参照)。そして戸籍まで民間業者に扱わせるようになり、市民の間から個人情報の流出を危惧する声が出ています(10/6/16付ブログ参照)。
 確かに、全国には福祉、教育を充実させたいけれども財政状況の悪化で心ならずも予算の切り詰めを余儀なくされている市町村がたくさんあります。
 しかし、倉田市政は違います。
 それは、国民健康保険業務などは市町村が行うべきものではないと度々公言し、9月議会では生活保護の認定業務も手放したいと発言しているように、彼が福祉教育予算の切り捨てにとどまらず、福祉教育制度の切り捨てを進めようとしていたことからも明らかです。つまり、彼の基本姿勢は福祉や暮らし、教育といった自治体本来の仕事はしたくないというところにいきつくと言っても過言ではないでしょう。そう考えると平気で小学校をつぶそうとしていることもよく理解できます。
 また自身の後援会から自民党、民主党の議員に現金をばらまき、議会対策にも余念がなかった市長であることも付け加えておかねばなりません(09/6/11~13・19・24付ブログ参照)。
 府民の皆さん、こんな政治を大阪府全体でされたら…、耐えられます?

by takeshi_yamagen | 2011-11-09 23:45  

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