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津 軽 紀 行 ⑫  津軽の味 大阪人の舌

 12.1.22
津 軽 紀 行 ⑫  津軽の味 大阪人の舌_c0133503_12174895.jpg「津軽のそばは、こしの強さを大事にする江戸っ子なら怒りだしそうなくらいたよりないです」と、旅行前青森在住の旧友のM君にメールで教えてもらっていたので、さっそく到着直後の7月21日昼食でおそばをツルツル…。M君情報が間違いなかったことをまず確認。
 そばが出たので今度はうどんとラーメンネタ。
 21日にお会いしたKさん曰く「さぬきうどんは味が薄すぎて、津軽の人はだしに醤油をわざわざ加えて食べる人が多い」。さらに「津軽の人はとんこつラーメンは口に合わないようで、とんこつラーメン屋はできてはつぶれる」と続けられた。やはり、ところ変わればメンクイ事情も変わるということか。
 ラーメンネタをもう一つ。
 十三湖の名物は100円玉より大きいプリプリのシジミということで、シジミ入りのラーメンを賞味した。このシジミラーメン、ラーメンのスープにシジミを入れたというよりも、シジミのみそ汁に麺をほりこんだ感じ。息子曰く「(味は)ちょっと微妙」。
 ところで、あまり知られていないが、十三湖では岩ガキも獲れる。
 最初弘前の津軽料理店のメニューを見て「なんで真夏にカキやねん!?」と思ったが、出てきた生ガキをみてまずびっくり。とにかく大きいのだ。聞くと水が冷たいので十三湖のカキは夏でも子をもたず、やせ細ることがなく大きく育つとのこと。絶妙の歯ごたえの身が、カキ独特の苦みと相まって舌の上でとろけ出し、まさに絶品だった(写真)。
 あと、海の幸ではホタテ貝にウニ、イクラ…(どれも期待を裏切らず)、酒の肴にはやはりホヤ(潮の香りと食感が最高)、さらに珍味系ではフジツボか(挑戦しようかと思ったが、高いので(1個1,600円!)今回は断念)。 

by takeshi_yamagen | 2012-01-22 12:33 | 日本たびたびまた旅日記  

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