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一銭ももらわず熱く思想を語る姿に…

 13.4.17
 太宰治「人間失格」の冒頭部分ではないけれども、結構恥の多い人生を送って来ました。
 小学校時代はまわりの雰囲気お構いなしに疑問に思ったことをずけずけと口にするかなりのKY少年。大学時代は大学時代でかじりかけのマルクスを盾に相手を説き伏せようと哲学論争を吹きかけるようないきった学生でした。
 そんな消し去りたい自らの過去について、先日小学校時代の級友のK君が「当時おまえは信頼できる人間やと思った」と意外なことを言ってくれました。理由を聞くと「勉強も運動も目立ったというわけではないけど(言わんでええやろ!当たってるけど…)、絶対に強い者にゴマすることなかったから」とのこと。
 また共産主義をめぐって「大論争」を繰り広げたことがあったらしい(実は僕は忘れてしまっていた)S君は「俺は右翼系の大学出て、日当もらって右翼の街宣カーに乗ったこともある人間。一方ヤマゲンは一銭ももらってないのに熱く自分の思想を語っている…。その時からやで、共産党は右翼や他の政党とはちょっと違うんとちゃうかと思い出したのは」と30年前の思い出を語ってくれました。ちなみにS君、今では「赤旗」の熱心な読者です。
「あながち恥ばっかりではなかったんだ」と一人悦に入るおめでたい昨今のワタクシでした。
 

by takeshi_yamagen | 2013-04-17 00:07 | 山元のすべらない話  

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