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国民より創価学会、平和憲法より自公連立!?  

 14.6.26
 私は「平和の公明党」なんて看板はあまり信じてはいませんでしたが、さすがにこの集団的自衛権の行使容認だけは同党が与党内でブレーキ役を果たしてくれるだろうと思っていました。しかし昨今の報道を見るかぎり、どうもそれがはかない期待となるような雲行きです。  
 私が見たところ転機になったのは、公明党と同党の支持母体である創価学会の関係が、憲法の「政教分離原則」に反しないとしてきた従来の政府見解について、「もし内閣が法制局の答弁を一気に変えた場合、『政教一致』が出てきてもおかしくない」と、変更される可能性に言及した飯島勲内閣官房参与の今月10日のワシントンでの講演と見ます。その講演で飯島参与はさらに「(集団的自衛権をめぐる与党協議は)来週までには片が付くだろう」、「弊害が出てきて(公明党が)おたおたする可能性も見える」とも述べています。政府は公明党に集団的自衛権行使を容認させるためジョーカーを切ったわけです。
 しかし、このままいくと公明党は国民の命や平和憲法より創価学会の利益と自公連立をとったとのそしりは免れません。まじめに日本の平和のことを考えている学会員さんが私のまわりにも結構いらっしゃるだけに、残念です。
 今からでも遅くありません。公明党の皆さん、日本を再び戦争する国にしないため、この集団的自衛権行使だけは力あわせて阻止しようではありませんか。

by takeshi_yamagen | 2014-06-26 11:36  

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