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第三極メルトダウン最終章へ① 衆院選出馬で都構想失敗の責任回避!?

 14.11.16
 維新の党共同代表の橋下徹大阪市長と同党幹事長の松井一郎大阪府知事は12日、安倍首相が衆院解散に踏み切った場合、両氏が敵対視する公明議員のいる大阪3区、同16区での出馬を示唆しました。「前回の総選挙で公明党に協力したのに大阪都構想への協力を一方的に解消された」のがその理由とのことですが、「やられたらやり返します」「公明にやられたまま、人生終われない」ととにかく敵意むき出しの発言が続いていました。特定の人物や組織に対する好き嫌いの感情を持つことは誰にだってありますが、橋下氏が許せないのはその私憤を理由にして公職を投げ出そうとしていること。報道陣からその点を突かれると「仕方がない」と開き直っていたようです。
 そんな話をしていると友人のA君が「いやそれだけではないで」と自論を披露してくれました。A君曰く「もう大阪都構想はどう考えても実現しそうにない。そこで橋下は公明党への遺恨を口実にして都構想失敗の責任を問われる前に市長職投げ出そうとしてるんや。松井も一緒」。自業自得とはいえスケープゴートにされた公明党が少々気の毒な気もしないではありませんが、なるほどそうなれば辞任後に都構想問題を追及されても「今は当事者でないので…」ととりあえずは逃げ通せるわけです。
 

by takeshi_yamagen | 2014-11-16 23:43  

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