人気ブログランキング | 話題のタグを見る

いっせい地方選挙の結果について

 15.4.29
 いっせい地方選挙の結果について
          2015年4月27日 日本共産党池田市委員会
 4月12日と26日に投開票されたいっせい地方選挙で、日本共産党は前半戦の府会議員選挙で、難波進候補が6615票(得票率18.25%)を獲得し、得票でも得票率でも一昨年の参院選や昨年の総選挙から大きく前進しました。その結果、定数1で議席をもっていた維新の会を、池田から退場させる画期的成果をあげました。
 後半戦の池田市会議員選挙では、藤原美知子、白石啓子、小林吉三の3候補が当選し、前回選挙の3議席を守りました。1議席増をめざしましたが、山元建候補は次点となり、ご期待にこたえることができませんでした。市議選の得票は4690票(得票率11.28%)でした。
 市議選で前回当選者数を維持したのは日本共産党だけです。自民党、公明党、民主党はいずれも前回議席から1議席後退しました。維新の会は市議会に初挑戦して3議席を確保しましたが、得票は直近の府議選や昨年の総選挙の5割台にとどまりました。市議会会派のまちの見張り番は議席がなくなり、自民同友会、市民クラブ、公明党、民社・友愛もそれぞれ1議席後退しました。
 その結果、日本共産党は政党の議席数で比較第2党に前進するとともに、女性議員は日本共産党だけであり文字どおりの第1党です。定数が1削減されたため、議席占有率も13.0%から13.6%へ前進しました。
 市議選は、投票総数が前回選挙より下回ったうえ、定数を10人上回る多数激戦でした。そのため、改選議席をもっていた各党ともに得票と得票率を後退させましたが、日本共産党は得票で前回比86.1%、得票率で86.5%に踏みとどまりました。自民党は前回比で得票78.5%、得票率78.8%、公明党は得票69.5%、得票率69.8%、民主党は得票50.0%、得票率50.2%に後退しました。
 府議選・市議選で日本共産党は善戦・健闘し、池田での政党間の力関係を大きく変える結果となりました。日本共産党の候補者にご支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、奮闘していただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに、心からの感謝を申し上げます。
 日本共産党は、政治論戦で、府議選でも市議選でも国政と地方政治を結びつけて、「池田から安倍政権の暴走政治ストップ」「維新政治退場、池田に維新政治を持ち込ませない」「『住民福祉の増進』という自治体本来の原点をとりもどしましょう」と訴えてたたかいました。また、「日本共産党が伸びれば、府政・市政を動かし、市民の暮らしを守る仕事がもっとできます」とよびかけました。
 とくに、安倍自公政権がたくらむ「戦争立法」の危険性や、安倍政権と維新の会が「改憲タッグ」をくむという事態のなかで、わが党が「自民・公明・維新への一票は、戦争と改憲への一票です」「日本共産党への一票で、『戦争立法』ストップ、憲法9条を守りましょう」と訴えたことは多くの市民の心に響き、共感と支持を広げました。
 また、消費税増税中止、「原発ゼロ」、暮らし・福祉・教育の充実、雇用の安定、ブラック企業・ブラックバイト根絶、災害に強いまちづくりなど切実な願いをめぐっても、市民と共同して要求実現に奮闘してきた日本共産党議員団と候補者の値打ちを最後まで語りぬきました。
 この間の国政選挙・地方選挙での連続的な前進によって、日本共産党への新しい関心と期待が大きく広がっています。わが党は、選挙でかかげた公約実現、市民のみなさんと共同して安倍政権の暴走政治や、「大阪都」構想という自治と暮らしを破壊する維新の会の野望を許さないたたかいに全力をあげるものです。そして、選挙戦の教訓を深め、党を強く大きくして、来たるべき国政選挙での躍進につなげられるよう奮闘する決意です。
 引きつづき大きなご支援を、日本共産党におよせください。

by takeshi_yamagen | 2015-04-29 06:43  

<< 「大阪市つぶしてあんたら責任も... この集会に参加しなければ大阪市... >>