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球春到来① ―勝っても打っても帰ってきても…―

 16.3.23
 オープン戦が終わり間もなくプロ野球が開幕します。まさに球春到来です。
 さてキャンプ中「優勝間違いなし」みたいな記事におだてられ、オープン戦でその信ぴょう性を疑い出し、交流戦、オ―ルスター戦あたり(早い時は春の連休頃)にそれらがまったくデマだったことを思い知らされ、秋には他球団に先駆けて「戦犯」探しを始め、オフには監督交代を聞かされるというサイクルを、毎年のように繰り返してきたのが在阪セリーグ某球団のファンたちです。
 彼らは、今年のオープン戦を首位で終えたこと、オープン戦首位の球団がここ3年リーグ優勝していること、新入団の高山などがバリバリ打っていること、帰って来た藤川が結構いけること等々…、いい話を聞かされても「首位言うても引き分けが多かっただけ」「ここ3年の優勝は巨人とソフトバンク、ちょっと格が違うでぇ」「打線は水もんちゅうしなぁ」「藤川もうええ歳やし…」とすなおに受け止めず斜めからみてしまうのです。
 このひねくれ根性―、この球団を愛するものの悲しい性と言ったところでしょうか。
 まぁ、私もその悲しい人間の一人ですが…。

by takeshi_yamagen | 2016-03-23 12:55 | スポーツ話  

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