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「あの人たちの目と頭と指先はどう繋がっていたのか」 ―デトロイト美術館展を見て―

 16.9.16
 いよいよ今度の連休あたりから衆議院大阪9区での活動が本格化してきます。
 ということで、昨日午前中は赤旗日曜版の運搬、配達、生活相談の合間を縫って演説の基本となる原稿を作成し、昼から休みを取るつもりだったのですが、結局午前中には終わりませんでした。
 3時前、一段落ついて、居間で少しゴロッと横になっている時、急に思い出したのがデトロイト美術館展。「もう見に行く日はとれないだろう」と思っていたのですが、「まだ間に合う!」と思い直してガバッと起き上がり、閉館1時間前に天王寺の大阪市立美術館に滑り込みました。
 これでもかと言うくらいその生き様が激しい色使いとなって画面に溢れるゴッホの自画像、ぼんやりした輪郭と暖かい光が不思議な立体感を醸し出すルノアールの裸婦像、パラパラ漫画の5ページ分くらいが1枚の絵に凝縮されたピカソのキュービズム、さらにモネ、セザンヌ…、以前彼らの絵を見て「これくらい私も描けるわ」と豪語した御仁が我が家におられましたが、やっぱり無理。彼らは天才です。「あの人たちの目と頭と指先はどう繋がっていたのか」と考えてしまいました。ただモディリアーニの抽象化されたさびしそうなおじさんの顔だけは「僕でも描けるかな」と不遜にも思ってしまいました。わずか1時間でしたが至福の時を過ごした次第(今月25日まで)。
 帰宅後妻から「盗まれた自転車でてきたって警察から電話あったで」と知らされました。昨日はまぁまぁいい日だったようです。

 追伸;私のブログ、FB上の上記投稿を見て高校時代の友人とその家族計5人が見に行かれたとのこと。大阪市立美術館から紹介料いただかなければならないですね(笑)。 

 

by takeshi_yamagen | 2016-09-16 12:58 | 博物館は楽し  

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