山元たけしの あの日その時、そしてこれから

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改憲論議雑感① 崩れる「押付け憲法論」

 17.5.8
 最近の改憲論議を見て思うことをいくつか。
 まず「押付け憲法論」について。
 現憲法を変えようという勢力からいつも出てくるのがこの理屈。「今の憲法はGHQに決められたもので日本人のものではない、だから自主憲法をつくろう」というものです。
 私は現憲法にはルソー(フランス)の基本的人権、モンテスキュー(同)の三権分立、ロック(イギリス)の革命権、さらにはドイツのワイマール憲法にあった生存権などが盛り込まれているわけで、彼らが「英仏独から押し付けられた」と攻撃せずに憲法9条だけを取り上げて「GHQから押し付けられた」と主張するはバランスを欠くではないかと少々ひねくれた考えをもっています。
 まぁ、自説はさておくとしても、今、この「9条GHQ押付け論」がぐらついています。
 というのも近年「戦争を禁止する条項を憲法に入れるようにという提案は、幣原首相が行ったのです」「提案に驚きましたがわたくしも心から賛成であうと首相は明らかに安堵の表情を示され、わたくしを感動させました」などと記したマッカーサーの生々しい手紙が発見され、戦争放棄の発案者が日本側であったことが明らかになったからです。
 パリ不戦条約(1928年)などの国際的な非戦の流れ、「もう戦争はいやだ」という日本国民の悲痛な叫びが幣原提案につながり、現憲法9条に結実したと考えるのが自然ではないでしょうか。
 憲法9条は世界の宝です。
 誰が言い出したかなど、そもそもあまり重要なことではありません。
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by takeshi_yamagen | 2017-05-08 11:48 | 打倒!安倍政権