山元たけしの あの日その時、そしてこれから

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日本共産党 前大阪・池田市会議員  山元たけしの日々の活動を綴ります

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若い人の半径5mにお邪魔しよう!

 18.2.5

 大阪北部のある会社の労働組合での話。

 組合活動家が労働組合に入らない若い労働者にアンケートで「なぜ組合に入らないのか」と問うたところ、返ってきた答のトップが「組合を知らない」だったとのこと。どうも若い人には組合活動家は「仕事以外でもなんとなく忙しくしている人」くらいの印象しかなかったようです。

 それを聞いて思い出したのが「若者は半径5m以内のことしか興味がない」とどなたか(確か内田樹さんだったと思う)がおっしゃっていたことです。その例としてあげられていたのが、ブラックバイトの店で1225日に売れ残ったケーキ代を賃金から差し引かれても若い人の誰一人として文句を言わなかったという話。彼らの半径5m以内にあるのは自分が昨日(クリスマスイブ)売れ残したケーキだけ。そして、そこから導きだされるのは「自己責任」でそのケーキを買い取らねばならないという結論だけなのです。雇用契約も労働基準法も弁護士も共産党も、彼らを守る全ての法律や組織は半径5m以外の遠い存在、まったく彼らの眼中になかったというわけです。

 翻ってさらに私が思い到ったのは安倍内閣の若年層での支持率が相対的に高いという世論調査。

 その背景には5m以内にテレビなどを通じてかろうじて入ってくる政治家は安倍首相だけという事情があるのではないでしょうか。これは支持不支持以前の問題、少なくとも安倍政権の政策が支持されているわけではないと思うのです。実際非正規雇用の拡大などで若者は苦しめられているわけですから…。

 さて冒頭で紹介したかの労働組合。

 意外なアンケート結果を受けて、労働組合の意義・役割を先入観なく若い労働者に改めて話したところ、なんとこの間3人組合員が増えたとのこと。

 長いこと活動してきている人間に求められるのは、若い人の半径5m以内に積極的に入っていって、まずその声に真摯に耳を傾けること。これに尽きるのではないでしょうか。


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by takeshi_yamagen | 2018-02-05 09:24