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積ん読・乱読・熟読日記1 読書の進化論

 08.7.6
 私が今まで読んできた本、今読んでいる本を紹介する新連載です。
 初回は、表題中の「積ん読」について一言解説しておきましょう。
 本の衝動買いの多い私、当然すぐに読まない本が溜まってきます。いわゆる本棚のこやしの「積ん読」状態。「読みもせんのに…」と家人にあきれられながら、それでも衝動買いを続けるのは、あとで読みたくなった時に「買っとけばよかった」と悔やむのがいやだから。それに、本さえあればそれが一種の圧力になっていずれ読む時が来るものです。
 しかし、それでも読まずに「積ん読」状態が長期間続くと、立命館大学の安斎郁郎先生によると本は「著者に気の読」状態へと「進化」していくとのこと(もっとも、以前買った本をまた買ってしまって、「著者は二度得(とく)」状態になる場合もあります)。私の場合、『資本論』部分など一部を除くと『マルクス・エンゲルス全集』がその進化の先端を独走中です。マルクス先生、エンゲルス先生、ごめんなさい。 

by takeshi_yamagen | 2008-07-06 11:04 | 山元のすべらない話  

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