人気ブログランキング | 話題のタグを見る

お店にも災害見舞金を! 

 08.9.10
 私は、開会中の9月定例市議会で、垣田千恵子、難波進議員の賛同を得て、池田市災害見舞金等支給条例の改正を提案しました。
 不幸にして、災害や事件にまきこまれた市民またはその遺族に対して支払われる池田市からの見舞金(弔慰金)は「火事にあって大変な時に市から思いがけずいただいた見舞金、本当にありがたかった」といった声が市民から寄せられています。
 ところが、現在の条例では、居住する住家に被害を受けたときに災害見舞金を支給しますが、店舗や事業所が被害を受けた場合は支給されないため、「カウンターまで水が達して、長期間休業したのに災害見舞金は支給されませんでした」(1994年9月の集中豪雨の時。Kさん)、「同じビルで住民には(見舞金が)出たのに、お店にはなぜ出ないの?」(2003年1月の石橋ビル火災の時。Aさん)といった声が市民の間からあがっていました。  
 去る8月29日に愛知県岡崎市で1時間雨量146㎜、今月5日には堺市で93mmの猛烈な雨が降り、多くの被害が出ました。このような「ゲリラ豪雨」が頻発し、また、南海・東南海地震が近いうちに起こることも確実視される中、住家のみならず、不幸にして被害を蒙った事業所にも見舞金を支給しようというのが、今回の提案です。
 条例改正案は9月12日(金)午前10時から厚生委員会で細部にわたる審議が行われ、9月25日(木)の本会議で採決されます。ぜひとも傍聴にお越しください。 
 なお、厚生委員は白石啓子・藤原美知子(日本共産党)、山田正司・新井芳江(民主・市民連合)、細井 馨(自民同友会)、多田隆一(公明)の各議員です。御自身が自営業の委員も多いわけですから、よもや否決されることはないと思いますが…。 

by takeshi_yamagen | 2008-09-10 11:05 | 市 議 会 日 誌  

<< 災害は自己責任なのか 知事の六法全書に「人権」の文字... >>