カテゴリ:日本たびたびまた旅日記( 78 )

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 能勢から池田に戻ってくる時、陸海空軍…、もとい弘法大師空海、いや山空海温泉に立ち寄りました。
 元々豊中市内のお医者さんが患者さん用に掘り当てたというだけあって温泉棟以外はプレハブが数棟並ぶだけの、実にこじんまりした温泉で、浴室も湯船が二つ、まぁ数人が入ればいっぱいというミニサイズ。先客も若いお兄ちゃんとおじさんのお二人だけ、田尻川の流れを眺めながらくつろいでおられました。
 お湯を手に取ると幼い日、行水時に嗅いだ香りがほのかに漂います。山空海温泉は大阪周辺では珍しい硫黄泉なのです(※)。先客のおじさん(Mさん)は「川西に住んでるけど、月に2,3回は来てるよ」と話され、うれしいことに「家で赤旗日曜版とってる。僕は新聞読むくらいしかできないけどがんばってくださいね」と続けられました。
 心身ともにリフレッシュ!元気に能勢を後にしました。

※私が知らなかっただけで硫黄泉は周辺にいくつかあるようです。
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by takeshi_yamagen | 2017-04-29 17:29 | 日本たびたびまた旅日記

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 投票日の翌日(24日)、中西町議と訪れたのが、山辺にあるソトダイニングというカフェ。テラスの前に自然の沢を取り込んで、せせらぎを聞きながらランチを楽しめます。平日なのに女性客でほぼ満席なのも頷けました。
 また片付けの日(27日)に共産党茨木・豊能地区委員長の大嶺さんとお昼に行ったのが、中西議員宅のすぐ奥にある茅葺き民家を改造したお蕎麦屋さん、蔦屋。大変こしが強いお蕎麦は絶品。その歯ごたえはくせになりそうです。。c0133503_16294289.jpg
 他にも能勢にはおいしい喫茶店、ジビエ料理の店など、興味深いお店がたくさんあります。またゆっくり訪ねたいですね。
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by takeshi_yamagen | 2017-04-29 16:32 | 日本たびたびまた旅日記

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 今度の能勢町会議員選挙は、垂水集落にある中西議員宅を拠点に闘いました。夜遅くその中西宅で作業していると前の水田からカエルの合唱が聞こえてきます。ゲェ、ゲェとあまりガラがよくないのもいましたが、コロ、コロとカジカほどではないにしてもやさしい声を聞かせてくれるのもいて結構私は癒されました。中西議員に言わせると「水を張った田んぼにいるのと陸上にいるのとでは鳴き声が違うんやで」とのこと。さすがにそこまでは私には聞き分けられませんでした。
 ホーホケキョとウグイス、ピーチクパーチクとヒバリ、ピー、ピーと夜空に求愛の声を響かせるシカ…、春の能勢は実に耳を楽しませてくれます。
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by takeshi_yamagen | 2017-04-25 18:53 | 日本たびたびまた旅日記

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 香川といえば讃岐うどん。こしの強さは他の追随を許しません。
 そのおいしいおうどん―、天かす、わかめ、玉子をたっぷり乗せたものから、ホテルの仲居のおねぇさんお薦めのカレーうどんまで、今回心ゆくまで堪能させてもらいました。
 東京出身の作家故吉村昭さんが、香川での講演を終えて夕食に「うどん食べましょう」と誘われた時、「うどんは子どもが病気の時に食べるもの」みたいな先入観があって当初困惑したが、一度口に運ぶや否やその美味しさに驚嘆したと、ある随筆で書かれていたのを思い出しました。同感です。こしの強い讃岐うどんは病人にはかえって向かないかも知れませんね。
 あと、丸亀名物骨付鶏も食べようと思ったのですが、お昼に食べさせてくれる店がなく断念、次回の楽しみに置いておきます。土産に買ったオリーブエキスサイダーは生姜抜いた冷やし飴のサイダーって感じ。さぬきビールはホップの効きが少し弱いけどとってもクリーミー、ってところかな。「どちらも結構いけます」とは私と息子の統一見解。

 肉体的には1泊2日だったこともあって、夏の選挙の疲れがとれたとはとても言えませんが、精神的には予想以上のカルチャーショックのシャワーを浴びてとってもリフレッシュ。解散話もチラホラ出る中、秋の闘いに、さぁ頑張りましょう!(完)
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by takeshi_yamagen | 2016-10-03 11:49 | 日本たびたびまた旅日記

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 今回の旅も終盤にさしかかり、メインの観光地は丸亀城を残すのみとなりましたが、その前に一応窯跡研究者(通称「お窯」)を自認する私がどうしても訪れておきたかったところがあります。飛鳥時代にはるばる大和藤原京まで製品(瓦)を供給した宗吉瓦窯(三豊市)です。
 低い丘陵の斜面に24基の窯がズラッと並んで築かれ、16号窯のみ焼成当時の様子がレプリカで再現されて、それ以外は植え込みでその位置が示されており、最も古い窯は…、いかん!このままでは、私のマイナーでマニアックで大多数の読者にとっては退屈以外の何ものでもない講釈たれで、この連載が少なくとも5回は延びてしまう!被害者はうちの奥さんだけで十分。ここは写真で紹介するにとどめて、先を急ぎましょう。
 宗吉瓦窯を出ておよそ30分、丸亀の市街地に入ると程なくこじんまりした天守閣が見えてきました。丸亀城です。石垣の城と呼ばれるだけあってその重なりや稜線の反り具合は見事。ついつい見とれてしまいます(写真)。
 大手門、三の丸、二の丸と急な坂道を登っていくと眼前に再び三層の天守閣が見えてきました。料金を払って入城し、妻と急な階段を伝って一気に天守最上層まで登りつめた私はちょっと呆気に取られました。異様に狭いのです。歩数で計ると一辺5m弱、七、八人も入ればもういっぱいになります。また上方には天井板がなく、梁をはじめとした木材が丸見えです(写真)。江戸時代の天守閣というよりは中世土豪の館の趣です。
 実はこの丸亀城、江戸時代の天守閣が残る「十二城」のひとつで、天守建造年はそのつい半世紀前までまだ乱世が続いていた1660年。この小さな空間は中世、戦国の世の空気の名残を今に伝えているのです。
「今度はどちらにつきましょうか…」
 四国と信州、場こそ違え草刈正雄、堺雅人、大泉洋の額を寄せ合ったひそひそ話が今にも聞こえてきそうな丸亀城天守閣最上層でした。

 ところで丸亀は土佐藩を脱藩した坂本竜馬が一時身を寄せた町。「あの伊予銀行のあたりにあった戸田道場に竜馬は通っていました」と天守閣入口の初老のおじさんが眼下を指差し教えてくれました。「仕官の話もあったらしいけど、彼が丸亀に留まっていたら、歴史にその名は残さなかったでしょうね」「そのかわりおとなしく維新を迎えて長生きできたかも知れません」「いや竜馬がいなければ維新はどうなっていたか…」、思わぬ竜馬話に花が咲きました。
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by takeshi_yamagen | 2016-10-03 11:42 | 日本たびたびまた旅日記

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 こんぴらさんを出た私たち夫婦が次に向かった先は日本最大級の農業用溜池満濃池です。
 周囲20km、総貯水量1,540万立米に及び、周辺30キロ平米(池田市面積の約1.5倍!)の水田を潤す満濃池、さすがにでかい。放流路部分は堤というよりダムと呼んだほうよいくらいの存在感を示しています。下からはよくわかりませんが、航空写真を見ると凹凸のない池岸線の続く北岸に比べ南岸は以前からあった幾筋もの谷筋の奥深くまでまるで北欧フィヨルドのごとく池水が入り込み、その形は少し前に話題になったクマムシやダイオウグソクムシのようです。降水量が少なく米づくりに苦労された香川のみなさんの苦労が偲ばれます。
 さて実は私、香川を訪れた時の天気はあまりよくありません。2回目はそれこそ土砂降り、今回も、天気予報が晴れマークだったのにもかかわらず、初日の夕方から2日目の午前中にかけてけっこうしっかり降りました。その度に「水不足で苦しむ香川に大阪から雨をもってきてくださってありがとうございます」と地元の人から感謝されました。
「国民の苦難解消のためにがんばる共産党員冥利につきるなぁ」と私が言うと妻がぽつり。「ほな、このままずっと香川にいたら?
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by takeshi_yamagen | 2016-10-03 11:35 | 日本たびたびまた旅日記

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 さて、旅の二日目のスタートは金刀比羅宮(こんぴらさん)の参拝です。御存知のように金刀比羅宮参拝には長い参道の階段を登らねばなりません(写真)。妻は「一番上の奥社まで行こう」(1,368段。距離も段数で計算するのが金刀比羅流です)と意気揚々でしたが、さすがに私はそこまでの元気はなく、結局途中宝物館、表書院を見学し、総本宮(785段)をめざすことにしました(写真)。
 宝物館と表書院に寄ったのには理由があります。円山応挙(表書院)と狩野探幽(宝物館)の絵が展示されているからです。中国の賢人を描いた「竹林七賢図」(応挙)や瀧の音が聞こえてきそうな「瀑布古松図」(同)は傑作、しかし応挙と探幽ともに描いた虎の絵が今回の本命です。両者とも「いい仕事している」んですが、その虎がどこか変。応挙の虎はころころして虎というよりまるで子猫。探幽のは縦じまが途切れ途切れで顔もやけに広がっていて熊みたい。前足も太くぎこちない感を拭えません(写真)。
 よく考えてみると、動物園も甲子園(ん?)もなかった当時、日本に野生しない虎を二人が実際に見る機会はなく、既存の虎の絵を参考にして「全体は猫に似ているみたい」「顔は熊らしい」みたいな2次的な情報を元に描かざるを得なかったでしょうから、彼らを攻めるわけにはいきません。
 江戸時代(1835年)創建の日本最古の芝居小屋金丸座(写真)やその隣にある1932(昭和7)年建設の和風公会堂も一見の価値ありですが、書き出したら長くなるので先を急ぎます。
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by takeshi_yamagen | 2016-10-03 11:31 | 日本たびたびまた旅日記

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 川であれ池であれ海であれ、およそ男の子であるならばどんな生きものがいるか多少なりとも興味をもって水の中をのぞいてしまうもの。
 栗林公園の池では、まず目についたのが錦鯉、えさを求めて群れをなしてやってきました。まぁ、これはお庭の池の定番。その鯉の勢いに押されながら遅れてやってきたのがクサガメです。これもクサガメが人に慣れることを知っていたので不思議なことではありませんでした。
 さらに遅れて黒くて丸い物体が近づいてきました。よく見るとスッポンです。普段は人目をはばかり池底の泥の中でじっとしているイメージが強いスッポンだけに、えさを求めてその長く尖った頭を水面から突き出す姿はちょっとした驚きでした。
 船頭さんにその話をすると「40~50匹はいます。公園内は殺生禁断なので安心してるんでしょうね」といわれ、「ほらあそこにも」と指差す方向を見ると池に浮かぶ小さな島で緑がかった灰色のスッポンが1匹のんびり甲羅干し、舟が近づいても一向に逃げる気配がありません。船頭さんは「あいつは朝からずっとあそこにいます」とつけ加えられました。実は翌日訪ねた丸亀城のお堀でもスッポンの甲羅干しを目撃しました。香川の人はカメにやさしいのかも知れません(丸亀の語源もそのへんにあったりして?)。
 ところで、栗林公園は池に映った月を手で掬うことに由来する掬月亭という建物があることからも窺えるように観月の名所でもあります。池のスッポンたちはどんな思いで名月を見上げているのでしょうか。

 栗林公園を出て、途中日本最古の石棺を有する快天山古墳を見学し、こんぴらさんの天然温泉付ホテルに到着。いろんなお風呂に妻は大満足でした。
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by takeshi_yamagen | 2016-10-03 11:23 | 日本たびたびまた旅日記

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 栗林公園に一歩足を踏み入れると、いやがおうにも松の緑が目に飛び込んできます。
 池際の傾斜を低く流れるように配された松、そのまま池面に枝が大きく伸びる松、さらに箱型にこじんまり剪定された松があるかと思えば、幹が裂けるように捻れた老木もあります。まさに栗林公園は松の博物館、その多様な枝ぶりが目を楽しませてくれます。
 そんなさまざまな松が折り重なって一番奥の小さな赤い橋に収斂していく―、公園東部の築山芙蓉峰からの眺め(写真)はまさに絶景。ミシュラン観光版で最高評価(三ツ星)に選ばれただけのことはあります。
 ところで、栗林公園では船遊びもできます(国内の大名庭園ではここだけとのこと)。船頭さんの絶妙の話をc0133503_1153337.jpg聞きながら、水面から見る景色はまた格別でした。今回の旅では当初フェリーの利用を断念した経緯があるだけに、わずか30分とはいえ予想外の「船旅」を楽しむことができたのは嬉しいかぎりです。
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by takeshi_yamagen | 2016-10-03 11:11 | 日本たびたびまた旅日記

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 栗林公園入園、ちょっとその前に。
 私はかねがね日本にある江戸時代に各地の大名がつくった庭園のうち五つを廻ろうと思ってきました。今までにそのうち偕楽園(水戸市)、兼六園(金沢市)、後楽園(岡山市)のいわゆる日本三庭園と水前寺公園(熊本市)の四園を回ってきて、今回の栗林公園訪問でめでたく五園制覇となります(パチパチ!)。以下、栗林公園以外の四園私見。
 <偕楽園>五園の中でもっとも野趣にあふれ、特に杉の巨木は一見の価値ありです。入園料がタダなのもいい!? 梅の時期に再訪したいものです。南端の小さな池に大きなタニシがいるのは、ここだけのトリビアネタ。
 <兼六園>高台にあるのに園内は池、滝、噴水と水が豊富(上流から用水路で水を引いているとのこと)。また高台にあるからこそ浅野川沿いの町並みなど眼下の景色は抜群です。一度雪吊りの頃に訪れたいものです。
 <後楽園>大きな池のまわりをぐるっと回ると松並木、築山、極楽を思わせる(行ったことないけど…)蓮池といろんな景色が楽しめます。背景にお城(岡山城天守閣)を望めるのも五園のなかではここだけです。
 <水前寺公園>こぢんまりしたお庭ですが、富士山を模した芝張りの築山は豪快そのもの。湧水だけあって池の水は澄み渡り、清流を好むオイカワ(だと思う)が泳いでいました。地震で枯れたのが気になります。背景にビル群が入るのが玉に傷。
 さて栗林公園は如何?
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by takeshi_yamagen | 2016-10-03 11:07 | 日本たびたびまた旅日記