山元たけしの あの日その時、そしてこれから

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カテゴリ:建声元語 ―よもやま話―( 125 )

おせっかいウメダ② 

 17.9.14
 「おせっかいウメダ」について自分なりにもう少し考えてみました。
 半世紀以上生きてくると、私も公私合わせて十回余り海外に行く機会に恵まれました。今思うのはどの土地の方もみな親切だったということ。「鶴橋に少しいたことあるよ」と言いながら地下鉄の切符の買い方を教えてくれたソウルのおじさん、予期せぬ腹痛に襲われた私を医者まで連れてってくれた中国鄭州のホテルの青年、靴擦れの足を見せたら実によく効く薬を処方してくれたフィレンツェの薬局のマスター、またローマの地下鉄では誰もが後ポケットを叩いて「スリに気をつけろ」と教えてくれました。嫌な目とあったといえばソウルの繁華街明洞(ミョンドン)でボラれたことぐらいです。
 こんなに各国の方に親切にされて恩返ししないわけにはいかないではないですか。
 翻って今強く思うのは、政府間のやりとりをまず考える外交も、実は個々の人間の国境を超えた思いやりに支えられているのではないかということ。たとえ一期一会に終わったとしても、お互いに親切にしあい助け合ったちょっとした経験の積み重ねが、国と国との友好な関係、ひいては世界平和を下支えしていると私は信じたいのです。
 今日はちょっとええかっこ言うてしまいました。
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by takeshi_yamagen | 2017-09-14 19:38 | 建声元語 ―よもやま話―

おせっかいウメダ 

 17.9.12
 東京在住の高校時代の同級生K君、時間を見つけては都内各所に仲間と出没、お困りごとがありそうな外国人に声をかけて手助けしてあげているとのこと。名づけて「おせっかいジャパン」、新聞に取り上げられたこともあるようです。
 ところで、学生時代はあまり意識しなかったのですが、私は中途半端ながら結構な語学オタクです。特に中国語は性にあったのか、不即不離ながら40年近くのお付き合い、値切り方と口説き方はマスターしました(ただし後者は実践例も成功例もなし)。ちなみに気まぐれで始めたフランス語は三日坊主、ゴルバチョフ登場時に始めたロシア語は一ヶ月坊主、ハングルはあいさつ程度、英語は好きでも嫌いでもないといったところ。また北海道に初めて行った時にはアイヌ語にも手を出しましたがもうすっかり忘れてしまいました。その一方でイタリア語は今んところ3年続いています。語学も好き嫌い、向き不向きがあるようですね。
 そんな自称「国際派」の私、K君を見習い根っからのいちびり精神も手伝ってJR大阪、梅田界隈に出た際にはついつい外国人に声をかけてしまいます。名づけて「おせっかいウメダ」。やっぱり帰国後「日本人は親切だった」と言ってもらいたいですしね。
 
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by takeshi_yamagen | 2017-09-13 15:19 | 建声元語 ―よもやま話―

もちはもちや、お金の計算は銀行だと思うんですが…

 17.8.29
 私は円筒形の缶の貯金箱―そう、500円玉なら50万貯まるって書いてあるやつです―に半端な小銭をちょこちょこ入れてってます。1年近くかけて昨日それがいっぱいになったので、いつものように近くの銀行―首都や大阪の遊園地みたいな名前が入る「み」から始まる長い名前の銀行です―に「総額いくらになるか数えてほしい」と持っていったところ、「今年の1月でそのサービスは終わりました」と素っ気ない返事。総額をめぐって客とのトラブルが多いというのがその理由のようです。
 社会はもちつもたれつです。お金を計算する機械があるんならそれを社会に供するのが銀行の役目の一つ、トラブルがあるというなら「計算した額について文句いわない」と客に一筆書かせたら基本的には解決するのではないかと私は思うんですが…。
 窓口のおねえさんには「職場の会議で、小銭計算復活せぇといちゃもんつけた客がいたと言ってもいいから、もう一度論議してみて」とだけお願いしておきました。
 さて、仕方なく再び帰ってほとんど10円玉と1円玉からなる小銭の山を1時間余かけて計算。総額は○万5千5百円余―。まぁ、思ったより多かったのでよしとしましょう。

 追伸;しばらくは「このお金で旅行に行こう」などと夢を見るんですが、結局生活費に消えてしまうのが山元家の常であります。
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by takeshi_yamagen | 2017-08-29 13:28 | 建声元語 ―よもやま話―

マスターのふりみてわがふりなおす!? ―カウンター席から考えたこと―

 17.7.16
 先週の13日、「今日夜勤やから外で食べといて」と妻からと言われて初めて入った石橋の某飲食店でのこと。
 カウンター席に座ってテレビを見ていると、バラエティー番組に続いて5分間の短いニュースが始まりました。その内容が加計学園をめぐる集中審議のことだったのでそれなりに関心をもって見ていると途中でいきなり他局のバラエティー番組に画面が変わりました。店のマスターがリモコンを操作したのです。この突然の事態に同じく隣でニュースを見ていた男性も「えっ」と小さな声を発していました。
 マスターには堅いニュースを見る客はいないという先入観があったのだろうか、彼自身がバラエティー好きなのかな、など思うところはいろいろあったのですが、こちらの様子を全く伺うことなく番組を切り替えられると、客としてはやはりいい気はしません。
 でもよくよく考えてみると、市民のみなさんから要求やSOSが発せられているのに、自分の先入観や偏見が邪魔をして聞き漏らしたり重視しなかったりした時が、私にもあったのではないだろうか、あのマスターを責めることはできないかも…、いろいろ考えさせられた木曜の夜でした。
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by takeshi_yamagen | 2017-07-16 19:43 | 建声元語 ―よもやま話―

戦争はなかったことにしたい、でもできない人もいる… ―NHK連続テレビ小説「ひよっこ」を見て―

 17.7.3
 最初見ていなかったのですが「結構おもろいで」と妻から言われて見るようになったのが連続テレビ小説「ひよっこ」です。
 舞台は1960年代半ばの東京。ヒロインのみねこ(有村架純)は失踪した父を探しに茨城から出てきたという設定で、その下宿先の同居人も大家もかなり個性的でいずれひと波乱おこりそうな気配です。ただ、その個性がわぁわぁぶつかって「さぁいったいどうなることやら」と思わせておいて、最後はそれなりに丸く収まる不思議な展開が今のところ続いています。
 ところで1961年生まれの私にとって60年代半ばは自身の確かな記憶を辿ることができる最も古い時代です。大阪と東京―、場所こそ違え、ちょっとした小さな空き地の様子やお店のつくりなどが、古い記憶とリンクする時がちょいちょいあります。
 印象に残ったのは佐々木蔵之助と宮本信子が「戦争でたくさんのことをなくした」「あの頃はなかったころにしたい」「でもできない人もいる」とポツリポツリ語り合うシーン。漫画やテレビでは戦争を題材にしたものがよくあったのに自分のまわりの大人たちが戦争のことをまったく話さないのを少し不思議に感じたことを思い出しました。当時の大人たちにとって、戦争の記憶はもの心ついて間もない子どもに気安く話すようなことでは、とてもなかったんですね。

 さてその「ひよっこ」、ビートルズ初来日で日本中の若者が沸き立っています姿を伝えています(1966年6月)。その翌月(同年7月)はウルトラマン放送開始で日本中の子どもたちが沸きたつのですが、番組ではたして紹介してくれるでしょうか。
 
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by takeshi_yamagen | 2017-07-03 20:29 | 建声元語 ―よもやま話―

ちょっと冒険してみました

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 先月28日の共産党の箕面新春のつどいで主催者のK谷さんから「ヤマゲンさん、今日シャツとネクタイのコーディネート決まってますね」と褒められました(写真の首元をご覧下さい)。実は私、服装についてはほとんど無頓着だったのですが、3年前のあることがきっかけで少しファッションにも気にかけるようになり、今回少し「冒険」してみたのが評価されたわけでうれしくないはずはありません。
 確認の意味もこめて他の人にも意見を求めると「可愛い可愛い、似合ってるよ! どんどん冒険してたもれー」(高校の同級生Yさん、FBより)、「あらっ、可愛い!イメチェン?いいと思う〜」(同Sさん)、「ほか褒めるとこなかったんちゃう」(妻)、「チェックに柄ネクタイは勇気いる。僕はようせん」(小林議員)、「スーツとベスト脱いだほうがええかな」(藤原議員)、「いわゆる大阪ファッションやね」(兵庫県Kさん、FBより)等々の声を頂戴しました。
 まぁ、少なくとも全面否定の意見はなかったので一応「よし」としましょう。
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by takeshi_yamagen | 2017-02-20 10:57 | 建声元語 ―よもやま話―

市場万能主義が市場経済を掘り崩す!?

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 安倍首相のアベノミクスがよって立つのが新自由主義。その大きな特徴が、市場経済に委ねれば万事うまくいく」という市場経済万能論とでもいうべき考え方であることに異議を唱える人はあまりいないでしょう。
 それに則って規制緩和が進められた結果、格差と貧困が拡大し、貧困が中間層にも拡大する中で、国民の収入減、購買力の減退、市場の縮小という悪循環が日本社会を覆っています。
 ところで作家の平野啓一郎さんは1月24日付「赤旗」日刊紙で「経済的に困窮者に税金を投入すれば、その人たちはもらったお金をほとんど食費や衣服に使う」ようになり「消費を活発にすると、その動向を通して、企業はなにに設備投資すればいいかも教えてもらえるのです」と指摘しています。裏を返せば日本の現状は消費者のニーズにこたえるという市場経済の最も大事な部分をも蝕んでいることになります。
 市場万能主義が市場経済の量も質も掘り崩していっているのです。
 ということは、健全な市場経済を復活するためには、格差と貧困の解消のためにたたかう共産党を大きくしてもらわなければならないってことになりますね!?
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by takeshi_yamagen | 2017-02-02 13:43 | 建声元語 ―よもやま話―

英雄カストロから人間カストロへ  ―不破・カストロ会談の記事を読んで―

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 昨日(2日)付の赤旗日刊紙に1984年に不破さんがキューバを訪れた際のカストロ氏との会談の様子を伝える記事が掲載されています(不破「心に深く刻まれた32年前の会談」)。
 不破さんとカストロ氏は初対面。当時キューバに関してはソ連のアフガン侵攻支持やアフリカ・アンゴラへの軍隊派遣などが報じられており、不破さんは率直にカストロ氏に真意を確かめようと思ったわけです。
 詳細についてはぜひ記事をお読み願いたいのですが、カストロ氏の不破さんの質問の一つ一つに決して気をてらうこともなく、時には深く悩みながら誠実に答えようとする真摯な姿に私は心動かされました。私の中で英雄カストロは人間カストロへと変身していきました。
 同時に私はその胸襟を開いた会談は、ともに人類解放をめざす共産主義者であるという厚い思想的なバックボーンがあって初めて実現したのではないかと思います。
 池田に引っ越してきたとき、父が地元の共産党員とすぐに懇意になったのを不思議に思った小学生の私が「なんでそんなにすぐ仲良しになれるの?」と聞いたとき父が「思想がいっしょだからだよ」と答えたことをふと思い出しました(10/3/6付ブログ参照)。
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by takeshi_yamagen | 2016-12-03 10:25 | 建声元語 ―よもやま話―

憲法の完全実施がわれわれの対案です ―みどり市の給食無償化に思う―

 16.11.28
 憲法改定を狙う安倍政権ですが、憲法のどこを変えるのかはっきり言いません。確かに憲法改正発議要件を緩和する憲法96条の改定や緊急事態条項の挿入などが取りざたされましたが、いずれもその危険性が指摘されて進んでいるとは言えないでしょう。
 そんな折、群馬県みどり市が2017年4月から学校給食の無償化に踏み切るとの報道が飛び込んできました。市は給食を「人間生活の基本の食文化を伝える教育の柱」と位置づけているとのこと。そう、食育という言葉もあるように給食は教育なんですね。
 ところで日本国憲法はその26条2項で「…義務教育は、これを無償とする」とうたっています。そのまま読むならば「人間生活の基本の食文化を伝える教育の柱」学校給食も、「学問を修める」修学旅行もそもそも無償でなければならないのです。
 安倍政権は野党に対して「反対ばかりで対案がない」とよく批判します。
 しかし私は言いたい。日本国憲法を完全実施していくことこそがわれわれの対案だと。
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by takeshi_yamagen | 2016-11-28 12:49 | 建声元語 ―よもやま話―

トランプ勝利を受けていくつか…

 16.11.10
 米大統領選挙でトランプ勝利が報じられた直後から「タラ・レバ話」があちこちで語られ、予想が当たった「識者」のしたり顔がテレビに溢れています。私はそんなものにはほとんど、いや全く興味がありません。さしあたっての関心はTPPがどうなるかということ、そして恐怖はあの男に核兵器発射のボタンが渡ること…。
 ところで、民主党大統領候補をクリントンと最後まで争ったバーニー・サンダースの声明が目につきましたので紹介します。

   トランプの勝利を受けてサンダースが発した声明(2016年11月9日)
 没落しつつある中間層は、病んでおり、支配層の経済、支配層の政治、支配層のメディアにうんざりしている。ドナルド・トランプは、この中間層の怒りをうまく利用した。労働時間は長くなり、賃金は引きさげられており、実入りのいい勤め口が中国その他の低賃金国へと移転されていくのを指をくわえて見送り、億万長者たちは連邦所得税をまったく納めず、自分の子供たちに大学教育を受けさせる余裕がないということに、人々はうんざりしている。―最富裕層がますます富を増大させている一方で、こうしたことが生じているのである。
 トランプ氏が、この国の勤労家庭の生活を向上させる政策を真摯に追求する程度におうじて、私やほかの進歩派は、彼と共闘する意思がある。〔一方で〕彼が、人種差別的、性差別的、外国人排斥的、環境破壊的政策を追求する程度におうじて、われわれは全力を挙げて彼と戦うつもりだ。
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by takeshi_yamagen | 2016-11-10 15:25 | 建声元語 ―よもやま話―