山元たけしの あの日その時、そしてこれから

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カテゴリ:山元のすべらない話( 107 )

白い魚肉に赤い梅肉ちょこっとつけて…。今年もハモの季節がやってきました

 17.6.6
 タレントのクリス松村さんとアナウンサーらしいお二人計三人が司会をしているバラエテイ番組を見ていた時のこと。ある和風料理屋さんと中継がつながり、これからが旬のハモ料理が話題になっていたのですが、しばらくして三人の口から飛び出した一言に私はひっくりかえらんばかりに驚きました。「生まれてから一度もハモ食べたことないんです」とおっしゃるではないですか!中継先と話がうまく噛み合わずギクシャクしているなと思っていたのも合点がいきました。
 冷やしあめと紅生姜のてんぷらは関西にしかなく、東京の人はあまりハモを食べないということぐらいは知ってはいたのですが、祇園さんの話題が聞こえてくる頃になると、あの白い身に紅色の梅肉をつけて食べなきゃいられない私としては、ハモを一度も食べたことがない人が首都東京に多くおられる(らしい)と思い知らされたことは、やはり一つの衝撃でした。
 東京のみなさん、夏の関西にお越しの際はぜひハモをご賞味くださいませ。食べへんと人生半分損しまっせぇ。
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by takeshi_yamagen | 2017-06-06 19:55 | 山元のすべらない話

戦争法余聞④ 真夜中の少女

 15.10.27
 妻から「それこそ寝ぼけた夢みたいな話言わんとき」と呆れられ、池田市議団の面々からは「歳と立場考えや」と嘲笑され、私自身も「書こか書こまいか」と悩んだのですが、「すでにひと月経ったことだし一応書きとめておくか」と決意しました。世にも不思議なお話に、今晩はお付き合いください…。

 戦後70年の日本のありかたを変える戦争法案審議が深夜に及んだ先月16日、報道番組を見ながら少しうつらうつらしていると、ほどなく玄関に通じるドアが開いて5、6歳の、面長で少し目もとが腫れぼったい少女が居間に入ってきました。彼女は、驚いて飛び起きた私の膝にすっと座り、私が少しいちびって頬ずりのしぐさをすると、おもむろに顔をそむけ微笑みました。テレビには相変わらずがらんとした国会が映っています。私はリモコンを押して一旦オフにしようとしたのですが、どうしたことか画面がまったく消えません!
 私が焦っていると彼女は立ちあがって結局ひとことも言葉を発することなく再び玄関の方に消えていきました。
 彼女は親族の誰かだったのか、それとも70年前から歳をとることがなくなった少女だったのでしょうか…。
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by takeshi_yamagen | 2015-10-27 22:44 | 山元のすべらない話

「8歳の女の子が毎日死におびえて生活する…、山元さん想像できますか」

 15.3.25
 先日市内空港1丁目にお住まいのSさん宅に「赤旗」の集金にでかけた時、自らの戦争体験を語ってくださいました。
「家が空港に近いから米軍機によく狙われました。まず西側のお屋敷に爆弾が落ちて、間もなく今度は東側の家に落ち、かわいがってくれたおじさんが亡くなりました。「今度は私んちだ」って誰だって思いますよね。
 通学もそう、今なら北小から空港まで家や道路がいっぱいあるけど当時は田んぼのあぜ道を通って通学していたわけ。いつ機銃掃射で狙われるかわからない。危ない時は住吉神社か道のわきの溝に身を隠せって言われたけど、溝に逃げても米軍機からはまる見えなわけで効果あるわけないですよね(笑)。
 山元さん、8歳の女の子が絶えず死におびえて生活し通学してたんですよ。その恐怖心、わかりますか。あんな思い、今の子にもう二度とさせてはならないですね。
 日々赤旗が伝える安倍内閣の戦争する国づくり、絶対やめさせなければならないと思っています。山元さんがんばってください」
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by takeshi_yamagen | 2015-03-25 09:26 | 山元のすべらない話

これは悲劇か、哲学書か、それとも… ―アレックス・シアラー「青空のむこう」を読んで―

 15.2.21
c0133503_105387.jpg 先日ひょんなことから知り合ったアパレル業界の営業マンA君(25歳)と意気投合、双方とも読書が趣味ということで、互いのイチ押し本を話しあっていたところ、彼から「ぜひ一遍読んでみてください」と薦められたのが「青空のむこう」。私は全然知りませんでしたが、10年少し前ちょっと話題になった本だとのこと。さっそく挑戦してみました。
 トラックに轢かれて死んだイギリスの少年ハリーが「死者の国」から幽霊となって下界を再訪、やり残したこと(姉エギーに暴言を吐いたことへの謝罪)をし終えてから再び「死者の国」に戻り、「彼方の青い世界」を目指すというのがそのストーリー。
 A君から主人公が死んだ少年と聞いていたので「お涙ちょうだい」の悲劇物語か、「死とはなにか」みたいな説教めいた小説を考えていたのですが、実際の読後感は「死者の国」と下界、そして「彼方の青い世界」をハリーが少年らしい感受性を失わずひょいひょいと乗り越えていく冒険小説っていった感じ(同様な感想があったことを訳者があとがきで記しています)。そう、子どもの頃に「トムソーヤの冒険」を読んだ時の感覚かな。
 それでいてこの小説は奥が深そう。その人その人、例えば子ども、大人、女性、男性、大切な人を失った経験のある人、ない人…、でこの小説は悲劇にも哲学書にも冒険小説にもなりそうです。
 ところで「ぽっぽ屋 鉄道員」にせよ、この「青空のむこう」にせよ、私には幽霊の出てくる小説を読む傾向があるようです。某筋の方からは「観念論的な本ばっかり読んで…」とお叱りを受けるやもしれませんが、実はこの小説、極めて唯物論なラストが待っているのです。それは読んでのお楽しみ…(求龍堂 2002年 1,200円)。
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by takeshi_yamagen | 2015-02-21 09:43 | 山元のすべらない話

「君の決断を歓迎する。がんばれ!」 ―水野正好先生の逝去を悼む①―

 15.2.13
 この間新聞の訃報欄をよく読んでいなかったこともあって、不覚にも先月27日に考古学者の水野正好先生が亡くなられていたことを昨日初めて知りました(1月28日朝刊各紙)。享年80歳。
 立候補のため突然前の職場である(財)大阪府文化財センターを辞める決意を直属の上司に報告した直後、当時同センターの理事長だった水野先生から「ちょっとおいで」と呼び出されました。
 「この年度末の忙しい時にやめるなんて…」とのお叱りを受けるだろうと覚悟して理事長室に入ると、先生は「驚いたけど君の決断を歓迎する。様々な環境に身を置くことは人間の成長につながるからいいことだ。がんばっておいで。でももしだめだったら(落選したら)、また連絡してきなさい。まぁ君とこの党はちゃんと面倒みてくれるだろうけど…」とおっしゃいました。滋賀県教委、大阪府教委、文化庁、奈良大、文化財センターと各地で活躍されてきた先生の人生に裏打ちされた思いもよらぬ励ましの言葉に、驚きと嬉しさで私はただ「ありがとうございます。がんばります」というのが精いっぱいでした。
 8年前のちょうど今頃の話です。
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by takeshi_yamagen | 2015-02-13 06:00 | 山元のすべらない話

小池さん、のってるねぇ!

 14.12.22c0133503_15373122.jpg
 昨日放送された読売テレビ系「たかじんのそこまでいって委員会」は総選挙総括と銘打って自民、民主、維新、共産の議員が出席しました。
 自党以外の政党のいいところ、悪いところをフリップに書くコーナーでのわが党の小池晃副委員長の回答は以下のとおり。
 自民党のいいところ;こまめに地元の声を聞くこと。悪いところ;その声を裏切っていること。
 民主党のいいところ;時々いいこと言うこと。悪いところ;時々しかいいことを言わないこと。
 維新のいいところ;威勢のいいこと、悪いところ;威勢だけのところ。
 会場から「小池さん、今日のってるねぇ!」の声。 
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by takeshi_yamagen | 2014-12-22 15:35 | 山元のすべらない話

「戦争するな!美しい国土を守ろう!」 ―菅原文太 最後のメッセージ―

 14.12.2
 高倉健さんに続いて菅原文太さんが亡くなった(11月28日)との報に接し、私は思わず「えっ」と小さく叫んでしまいました。なぜなら菅原さんは先月1日の翁長勝利をめざす沖縄県民集会にかけつけ、「本土も沖縄も美しい国土を守ろう。戦争はするな」と訴えられたばかりだったから。確かに「文太さん、お年を召されたな」と映像を見て感じていましたが、こんなに早く逝かれるとは思いもよりませんでした。報道によると当時すでに余命半年を宣告されていたとのこと。集会での発言は自らの戦争体験を踏まえた渾身のラストメッセージだったんですね。
 さて菅原さんの代表作としては「仁義なき戦い」や「トラック野郎」シリーズを上げる人が多いようですが、僕にとって菅原さんと言えばなんといっても1980年のNHK大河ドラマ「獅子の時代」の平沼銑次。会津藩士の家に生まれ、維新後は自由民権運動など人民解放の運動に身を捧げる決意をした銑次。彼を慕う女性もんに対し「自分についてくるとあなたを不幸にしてしまう」と別れを告げる―、そのストイックな姿に19歳の僕は思わず「カッコイー」と叫んでしまっていました。
 ところで銑次の愛したもんと「居酒屋兆治」で兆治(高倉健さん)がひそかに思いを寄せた女性神谷さよをともに演じていたのが故大原麗子さん。
 向こうで三人、今頃なにをお話されているのでしょうか。彼女をめぐって任侠沙汰…、まさかそんなことはないか。
 御冥福をお祈りいたします。
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by takeshi_yamagen | 2014-12-02 06:59 | 山元のすべらない話

追悼 高倉健さん

 14.11.30
 いよいよ2日は総選挙公示、ますます忙しくなってきましたが先日亡くなった高倉健さんについてはどうしても触れておきたいと思います。
 寡黙で武骨という言葉がふさわしい、おしゃべりでいちびりな私のまさに対極にあった人、一度も会ったことがないのに、そして親子ほど年が違うのになぜか「健さん」と気安く呼んでしまう人、高倉健という俳優は少なくとも私には近寄りがたさと親しみやすさが同居する不思議な存在でした。こういう人を映画スターって言うんでしょうね。
 一世代上の人にとっては健さんと言えば東映任侠映画という人が多いようですが、私が健さんの映画を意識して見始めたのは東映を辞められてから。1970年代後半のことです。
 「居酒屋兆治」「あ・うん」「駅 ステーション」「冬の華」…、どうすることもできない人生の切なさと不条理を描いた作品群が僕は好き、というよりその意味するところが年を重ねてすこしずつわかってきたように思います。「鉄道員(ぽっぽ屋)」で亡き娘(広末涼子)が父(健さん)を慕って現れ、寄り添うシーンは、虚実入りまじっているとわかっていても心打たれるものがありました。あと「新幹線大爆破」「八甲田山」「幸福の黄色いハンカチ」もよかったですね。
 しかし僕が一番好きな健さん映画はなんといっても「遥かなる山の呼び声」。
 北海道の雪の大地を走る列車内、護送される殺人犯役の健さんが、愛する女性(賠償千恵子)から差し出されたハンカチを手に思わず号泣するラストシーン―、何度見ても胸に迫るものがあります。

 追伸;健さんの代表作でこの「遥かなる山の呼び声」が漏れていることが多く私はちょっと不満!?
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by takeshi_yamagen | 2014-11-30 09:08 | 山元のすべらない話

CS制覇余波 

 14.10.20
c0133503_550832.jpg 阪神CS制覇がこの池田の町でも波紋を広げています。
 「赤旗」の早朝配達前にまだ刷りあがったばかりのスポーツ紙全紙をコンビニで買い込んだ市会議員がいれば、「巨人に三つアドバンテイジやってもよかったなぁ」と軽口たたく人も出現(調子に乗るのが大阪人の悪いとこです)。
 私は早速近所にある山元家の墓を訪ねて勝利報告。というのも1976年に亡くなった祖父が大の阪神ファンだったのです。ある日風呂で倒れて危篤状態に陥り、意識が戻った直後に発した祖父の第一声が「昨日の阪神、どやった?」だったのは山元家ではすでに伝説化しつつある有名な話。
 そして今日、日本シリーズの相手が決まります。
 ホークスに11年前のリベンジだと思っていたところ、52年前ファイターズの前身東映フライヤーズ(懐かしい名前です)に阪神が破れていることを新聞で知りました。つまりどちらが相手でもリベンジ挑戦ちゅうわけ。おもしろくなってきました。
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by takeshi_yamagen | 2014-10-20 05:50 | 山元のすべらない話

東京新橋で高校時代にタイムワープ!!

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 8月東京へ政府交渉に行った際、ホテル近くの居酒屋「有薫酒蔵」に夕食を兼ねて出かけました。
 JR新橋駅北西へ5分、りそな銀行ビルの地下に降りてすぐのこのお店。扉を開けるとまず本棚が目に飛び込んできます。居酒屋というよりは市役所地下の書庫に紛れ込んだよう。並べられたファイルをよく見ると背表紙に全国の高校名が書いてあります。
 実はこのファイルは、客が各々の出身校ファイルを探してその中に収められたノートに思い思いのことを記し、当然他の卒業生の近況も知りえる「情報交換ファイル」なのです。隣の中間管理職風の中年のおじさんは富山県の母校のノートに近況報告をせっせと書きこんでおられました。
 さっそく私も母校府立箕面高校ノートをめくってみるとなつかしい名前がちらほら。「元気ですよ」といった同級生や、「定年後9条の会でがんばっています」とのお世話になった先生の近況報告はうれしい限り。ただ「勤めていた会社が倒産しました」との同級生の書き込みを見つけた時だけは複雑な思いを禁じ得ませんでした。
 お値段は東京モードで決してリーズナブルとは言えないお店だったのですが、思い出いっぱいのノートを酒の肴にグラスを傾けた次第。
 35年前に思いを馳せて、新橋の夜は更けていきました。
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by takeshi_yamagen | 2014-09-30 12:15 | 山元のすべらない話