山元たけしの あの日その時、そしてこれから

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元史建歴13 母のふるさと納税

 08.3.31 
 3月議会で「池田市みんなでつくるまちの寄付条例」が可決された。これは、現在住んでいる自治体以外の自治体に寄付をすれば、寄付者の住民税を割り引くという内容で、国会で論議されているふるさと納税制度の受け皿となるものである(3/25付ブログ参照)。 
 私はこの条例制定の討論を聞いていて、京都に住んでいた頃、母と歯医者に行ったときのことを思い出していた。窓口で私の治療費を払おうとした母は、「子どもさんのお金はいただきません」といわれ、大変驚いたらしい。府が子どもの歯の治療に対して補助金を出していたのだ。
 母は、なかなか本音を言おうとしない!?京都の人とのつきあいに苦労したこともあってか、あまり京都在住時のことを話さないが、蜷川府政の充実した福祉施策には「家のローンもあって厳しい頃だったので、本当に助かった」と今でも時々口にする。
 生まれた高山市(岐阜県)、育った大阪市、結婚後住んだ吹田市、そして京都市、さらに池田市…、現在豊中市に住む母は、寄付をするとすれば果たしてどの町を選ぶだろうか。
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by takeshi_yamagen | 2008-03-31 16:37 | 元 史 建 歴

「国民の生存権を奪う後期高齢者医療制度は、いかなる理由をもってしても正当化できない!」

 08.3.29
 昨日は、池田市3月議会最終本会議でした。
 後期高齢者医療事業特別会計予算などの反対討論に立ったのはわが党の藤原美知子議員です。
 まず、藤原議員は後期高齢者医療制度が75歳以上の高齢者を従来の国民健康保険や社会保険から強制的に脱退させ、新たな医療制度に加入させるもので、保険料が払えなければ保険証を取り上げ、医療費10割負担を強いる残酷な制度であることを指摘したうえで、診療報酬に定額制を持ち込みことによって受けられる医療費総額を制限する、複数診療科の受診ができないようにする、さらには、終末医療を実質病院で行えなくする、など、同制度が、まさに国民皆保険制度のある国では他に例を見ない最悪の医療制度であることを暴露していきました。
 さらに、ムダな大型開発や軍事費を減らすなど、税のとり方、使い方を見なおせば、後期高齢者医療制度などを導入する必要がないどころか、ヨーロッパ諸国のように国民すべての医療費を無料にすることも十分可能であると指摘して、最後は「…このように、憲法25条で保障された国民の生存権を奪う後期高齢者医療制度は、委員会審議で出た「世代間の公平を期すため」とか「皆保険制度を守るため」といった理由で正当化されるものでは決してない!」と結びました。
 まさに圧巻の反対討論でした。
 最後の平成20年度池田市一般会計予算の討論でも、後期高齢者医療制度の問題点を鋭くついたのはわが党の垣田千恵子議員だけ。国会では日本共産党とともに後期高齢者医療制度中止の立場をとる民主党系会派や、「福祉の党」を標榜する公明党の議員も含め、誰一人後期高齢者医療制度を批判するどころか、討論で取り上げすらしませんでした。 
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by takeshi_yamagen | 2008-03-29 15:43 | 市 議 会 日 誌

ちょっと頭を冷やします―最近の小ネタから―

 08.3.27
 3月議会では、かっかすることが多すぎて?明日の最終本会議を前に心は熱くしながらも、頭は少し冷静にしなければなりません。
 ということで、今日は軽めの小ネタをいくつか…。 

 志位和夫がお話します
c0133503_20473726.jpg 日本共産党の志位和夫委員長が、現在発売中の『週間朝日』4/4号に登場(「真面目でブレない主張が新しい志位和夫の日本共産党宣言!志位和夫資本主義を叱る」)。異常な日本経済のこと、アメリカ一辺倒が崩れる世界政治のこと、そして資本主義の今後、社会主義の未来などを縦横無尽に語っています。
 なお、4月3日(木)午後7時よりなんば府立体育会館で日本共産党大演説会を開催いたします。志位和夫がお話させていただきますので、お誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。当日は池田からは往復のバスも出ます(詳細は山元まで)。

 新人は直球勝負。変化球は投げられまへん
 一昨日、自民党の某議員から「ヤマモトタケシ!お前はホンマに共産党やな」と言われました。また当たり前のことをなぜ言うのかな、と思っていると「堀辺邦夫や柿原高弘(ともに引退した日本共産党の池田市議会議員)はもうちょっと聞く耳持ってたぞ」と続けられました。どうやら融通が利かないやつだという意味だったようです。でも、一回生議員が堀辺議員や柿原議員のような「原則をわきまえた柔軟な対応」などできるわけがありません。
 プロ野球も開幕しましたが、新人投手は直球勝負のみです。暴投だけは気をつけて、変化球はおいおい覚えていきます。

 アクセス数が1.5倍に!
 昨日、2時間余りですが担当地域にブログのアドレスも記したニュースをお配りさせていただきました。そのせいでしょうか、アクセス数が1.5倍に跳ね上がりました。読んでくださったんですね。嬉しいことです。本当に励みになります。
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by takeshi_yamagen | 2008-03-27 12:32 | 建声元語 ―よもやま話―

金が先か、願いが先か ―地域分権制度に思う―

 08.3.26
 再び、24日の総務委員会の質疑から。
 昨年スタートした地域分権制度は、「自分たちの町は自分たちの手で」つくるという立場から、市内11の小学校区ごとに設けられ地域コミュニティー推進協議会が地域の要求を出して、それに市が予算をつけてその実現を図るというものです。2008(H20)年度は各協議会から出された事業に対し、各700万円の予算がつけられました。
 その事業一覧のページを開くと、11校区中8校区であげられている街路灯の設置がまず目に入ってきました。私は「図らずも同じ要求がでるということは、全市的に街路灯設置が遅れていて、市民が「暗い街」と感じている証拠。街路灯設置は「地域分権」よりも、市の事業として進めるべきだ」と主張しました。実際、条例制定時に「(この条例が)本来、市がすべきことを地域に押し付けることにならないのか」というわが党議員団の質問に対し、市は「最初地域分権制度を通じて出された事業を、市全体の施策とすることもある」と答弁もしていたわけです。
 また、ある小学校区では、防災組織を設立するためとして、兵庫県内の防災施設視察のバス代など104万円が予算化されていました。私は「バスを連ねての視察などはこの制度に関するどこを見ても出てこない。誤解を招くような事業を市はなぜ認めたのか。もっと事業を精査すべきだ」と追求しました。
 さらに、事業の中には確かに「子供たちのために道路高架下にバスケットコートを設置する(北豊島小校区)」といった地域独自の要求もあるのですが、全体的に見て「金が出たから使わな損」とばかりにとりあえず事業を決めた観が拭えないため、「各協議会がじっくりと各校区の特色、優れた点、劣った点などを話し合うことがまず必要なのではないか」と強調しました。少なくとも「つかみ金」を握らされて、各協議会が市の下請組織にされてしまうような事態だけは絶対に避けねばなりません。
 また、条例制定当初「おまかせ民主主義からの脱却」「地域力を高める」と精神的な面を強調していた市長が今回は「事業に対する満足を実感するには目に見えるものが必要」とにわかに物質的なことを言い出したのも気になります。
 今後もこの地域分権制度については、積極的な面を引き出しつつも、その動向には十分注意していこうと思います。

 ※3月議会に出された議案は28日(金)の最終本会議で議決されます。お誘いあわせのうえ傍聴にお越しください。
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by takeshi_yamagen | 2008-03-26 17:38 | 市 議 会 日 誌

子どもたち受難の春にさせてはいけません

 08.3.26
 2008(H20)年度予算案では、保育所の保育料改定が提起されています。
 これは税源委譲により所得税率が下がったことに伴う改定だとのことですが、そのどさくさにまぎれて、国の保育所徴収金基準額の70%であった池田市の保育料基準額を今回76%に引き上げることが盛り込まれました。所得税がかからず、住民税のみを納めているような低所得者家庭も含めて、3歳以上の子どもたちの保育料が全面的に値上げされようとしているわけです。
 度重なる自公政権による社会保障の改悪、働くルールを変えたことによる不安定雇用の増大・収入減、さらには今春の値上げラッシュ…、そんな中での今回の値上げ、若いお父さん、お母さんに対する本当に冷たい仕打ちです。
 驚いたのは、総務委員会の質疑で、市側が市政の「よい歯車」の例でこの保育料値上げを取り上げたこと。ため息しか出ませんでした。
 今春から幼稚園保育料も上がります。これ以上子どもたち受難の春にしてはいけません。
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by takeshi_yamagen | 2008-03-26 16:10 | 市 議 会 日 誌

ワインで人の心は酔わすことはできません-池田市みんなでつくるまちの寄付条例(案)に思う-

 08.3.25
 昨日の3月議会総務常任委員会で、池田市みんなでつくるまちの寄付条例の制定に関する質疑がありました。
 これは、現在住んでいる自治体以外の自治体に寄付をした際に、寄付者の住民税を割り引こう(寄付金額 -5,000円。上限あり)というもので、国会で論議されているふるさと納税制度の受け皿となるものです。 
 この制度で池田市に寄付してくれる人が増えればいいのですが、逆によそに寄付する池田市民が多いと市の収入が減ることにもなりかねません。委員会でも「池田市に寄付してくださった方に対しては池田産のワインを送る」とか「高額寄付の方には感謝状を出す」といった寄付者を増やすための意見が出されました。
 確かにそのような施策を否定はしません。
 でも、ちょっと待ってください。より多くの人に寄付をしてもらうには、以前、特に人格形成期を池田で過ごした人、そしてこれから過ごそうという人にどれだけ池田の町に愛着、愛情を感じてもらうか、が一番大事なのではないでしょうか。 
 私はこの観点から「五月山児童文化センターで専門の職員から聞いたはるか宇宙のわくわくする話が私の人生を決めました、くれは音楽堂でただで存分に練習できたからこそ、音楽家としての今の自分がある、そんな声が出る町であってこそ、ふるさと池田にお金を出そうと思うのではないでしょうか」と質問しました。
 ワインでは人の体を酔わせても、人の心を酔わすことはできません。

 注;五月山児童文化センターは今議会で指定管理者制度の指定が議論されています(3・22付ブログ参照)。くれは音楽堂は昨年12月議会で有料化が議決されてしまいました(日本共産党は反対)。
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by takeshi_yamagen | 2008-03-25 17:52 | 市 議 会 日 誌

元史建歴12 ユカワさんよりもトモナガさんよりもすごい

 08.3.23
 ある日、担任の井口先生が「明日は京都で一番えらい理科の先生の授業があります」とおっしゃった。後から考えるにそれは先生方の研究授業の一環であったようなのだが、その夜、このことを家で話すと、祖父母も父母も「えー!! それはユカワさんか、トモナガさんやで」と言って驚いた(当時の山元家の辞書にある京都の理科の先生は、ノーベル賞を受賞したこのお二人だけであった)。
 翌日、「ユカワさんかな、トモナガさんかな」とちょっとわくわくしながら、私は授業に臨んだ。井口先生もその日ばかりは教室の後でちょっと緊張気味に教壇を見つめておられた。
 しばらくして教室に入って来られたのは中年の男の先生。小太りで背が低く、はっきり言ってあまりかっこよくない。さらに自己紹介された名前-もうすっかり忘れてしまった-がユカワでもトモナガでもなかったものだから、私は内心「なぁんだ」と思った。
 授業が始まると、まず先生は私たちに高野川で捕まえたことのある動物の名前をあげさせた。子どもたち(特に男の子)はオイカワ、ゲンゴロウ、カエル、カメ…、と「待ってました」とばかりに我先に手を上げて答えていった。高野川のネタが尽きると、今度は比叡山の動物名に移る。再び教室中が急に沸騰したように騒がしくなった。先生はその一つ一つを、端から順番にではなく、なぜか位置をばらばらにして黒板に書かれていった。
 ひととおり、子どもたちに身近な動物を言わせ、黒板が動物の名前で埋まった頃を見計らって、先生はおもむろに「はい、この中で足が6本あるのはどれ」と質問された。子どもたちが「ゲンゴロウは6本やな、クモはもうちょっと多かったかな」などと言って再び答えていくと、なんと黒板の一部分-昆虫の名前の部分-が浮かび上ってきたではないですか。
 さらに先生は、黒板のある部分の動物の共通点を逆に私たちに聞いたりしながら、動物名を次々爬虫類、両生類といった具合にグルーピングされていった。ばらばらに書かれていたのは、先生がその分類を念頭に置いていたからであったのは言うまでもない。こうして先生は子どもたちに身近な動物を題材にして、あれよあれよという間に黒板上に「動物分類表」を完成させてしまった。私は、そのあまりの手際よさに、終業のベルも忘れてあっけにとられていた。
「この先生、ユカワさんよりもトモナガさんよりもすごいわ…」
 当時の私が湯川秀樹さんと朝永振一郎さんのすごさを知らなかったのは言うまでもない。
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by takeshi_yamagen | 2008-03-23 12:26 | 元 史 建 歴

元史建歴11 お話の話

 08.3.23
 私の京都市立養徳小学校時代の担任は井口先生という年輩の女性の先生だった。
  笑うと金歯がキラッと光る、白衣のよく似合う先生だったが、この井口先生、時間を見つけては、私たちにさまざまなお話をしてくださった。遠い昔や未来、そしてはるかな外国に、ちょっと興奮しながら思いをはせることができる先生のお話を、1年1組の誰もが楽しみにしていた。ストーリーこそ忘れたが、「ぼたもち太郎」の話の続きを早く聞きたくて、級友みんなで先生に大声でせがんだこともあった。先生があのような至福の時間を与えてくださったことに対して、私は今でもとても感謝している。
  このように井口先生に大人からお話を聞くことの楽しさを教えてもらった私は、できるだけ幼い息子にも本の読み聞かせをするよう努めた。
  ある日、少し息子の悪ふざけが過ぎたので「もう、お父さん、あなたにお話はしない!」といって叱ったところ、なんと「それはいやや」と声を張り上げて泣き出すではないですか。「こいつ、結構楽しみにしてるんや」と、改めて「お話」の力を認識した次第。
「もうお父さんには保育所のお話したれへん!」と逆襲?されたり、話のネタが尽きて困ったり、疲れて話す側の私が先に寝てしまったり、といろいろあったが、30年の時を経て「井口先生の教え」を一応次世代にも引き継ぐことができたのではないかと密かに思っている。
 
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by takeshi_yamagen | 2008-03-23 12:15 | 元 史 建 歴

子どもたちの知的な感動、好奇心を培うこと、それは大人の責任です

 08.3.22
 豊中市教育委員会で文化財行政に携わっていた頃の話です。
 ある日、職場である文化財展示施設に近所の小学校の男の子数人がやってきました。最初は夏休みの歴史の宿題を片付けるのが目的だったようなのですが、私たち職員の「歴史話」が好評だったせいか?彼らの関心は歴史に限らず、社会科全般に広がっていき、その質問攻めに「うれしい悲鳴」をあげるまでになりました(「なぜ大人は恐ろしい核兵器をつくるの?」と聞かれたときは答に窮しましたが…)。
 このように全国の博物館、そして社会教育施設の学芸員、専門職員は、長年学んできた専門知識をわかりやすくして、いかに子どもたちの科学や歴史などに対する感動と好奇心を培うか、いかに子どもたちにドキドキワクワクしてもらうか、そのことを常に考えているのです。自分の専門分野が大好きな学芸員、専門職員は絶対に必要なのです。
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 翻って昨日の文教病院委員会池田市立五月山児童文化センター(写真)の指定管理者指定についての条例案が審議されました。
 わが党の白石啓子議員が「センターにはプラネタリウムなど近隣市にない優れた設備があるが、今回の指定管理者側に、知的な感動や好奇心を子どもたちに与えることのできる専門職員はいるのか」と問いただしました。教育委員会当局は、「1人いる」といいながら「これから3ヶ月で講習する」とのこと。どうも3ヶ月で「専門家」をおつくりになられるようです。このあまりに専門職員をバカにした答弁に私は思わず「そんな付け焼刃な!」と声をあげてしまいました。「科学の館」のキャッチフレーズが泣きます。
 結局、同条例案は「1,600万円の経費節減になる」などといった理由で、自民・公明・民主・無所属N議員の賛成多数(この中には元教師の方もおられます)で委員会可決されてしまい、28日の本会議に送られました。
 五月山児童文化センターが、本来の「科学の館」として機能するよう今後も注視していきたいと思います。
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by takeshi_yamagen | 2008-03-22 14:53 | 博物館は楽し

空港地域のごみ指定袋購入店問題、一歩前進です

 08.3.22
 空港地域には、池田市のごみ指定袋購入店がひとつ(住宅地から離れたところにあるコンビニ)しかないため、池田市内に限定せずに、最寄り駅(阪急蛍池駅)のある豊中市内をも視野に入れて指定店を増やしてほしい、との声が多く寄せられており、私も昨年9月議会の一般質問でその実現を市当局に迫りました(07年9/21,10/2ブログ参照)。
 19日の厚生委員会で、わが党の藤原美知子議員が再びこの問題を取り上げたところ、「蛍池駅前のコープに指定袋を扱ってもらえないか、現在交渉中である」との答弁がありました。
 私の質問の際には「指定販売店については…石橋駅周辺にも広く点在しておりますので、今後新たに開拓していく必要性というのは高くない」と、はっきり言ってとりつく島もない答弁でしたが、その後市当局も真剣に考えてくれていたようです。
 今回は、住民の皆さんの切実な声を受け止めた日本共産党議員団の「チームプレー」が功を奏した形です。まだ予断は許しませんが、実現に向け一歩前進したといえるのではないでしょうか。
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by takeshi_yamagen | 2008-03-22 12:39 | 住みよい石橋・豊島の街めざして