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 09.3.30
 28日、母和子が亡くなりました。享年76歳。
 本日、無事葬儀を終えることができました。御参列くださった皆様、本当にありがとうございました。以下は私の最後の御挨拶です。

 桜のつぼみをほころばせる、あたたかい春の風に乗って、母は旅立ちました。
 なくなる前日と前前日、母は40年来の石橋の友人と楽しく語らい、今年受験生となる私の長男を励まし、さらに弟の転勤に伴って転校を余儀なくされた孫の様子を気遣う電話を名古屋までかけていたようです。さりげなくおわかれをしていたのかもしれません。
 その弟一家の転勤と転居作業が一段落したことをみとどけて、そして私もその末席を汚しております池田の市議会、今後1年間の予算を決める大事な3月議会が終わったことをみとどけて、母は、あまりにあっさりと、あまりに軽やかに逝ってしまいました。
 母は1933(昭和8)年1月14日、岐阜県高山市でこの世に生を受けました。雪がしんしんと降る日だったそうです。その一月後、作家の小林多喜二が殺される、そんな時代でした。ほどなく母自身の父親も病死してしまいます。母の幼少期は、厳しく、そしてさびしい時代であったようです。そんな母でしたが、陽気な父親と出会い、結ばれた後半生は、よき友人にも恵まれて幸福であったと確信しています。 
 さて、私と弟の二人の兄弟の人生を考えるうえで避けてとおることができないことは、母が大変筆まめであったということです。やれ暑中見舞いだ、やれ礼状だと時間を見つけては手紙を書いていた姿が思い起こされます。亡くなる前前日の電話でも、今度関東に住む甥っ子の家に手紙を書くんだ、とうれしそうに申しておりました。そんな母の姿を見て、私も弟も早くから文章に親しんできました。今、二人がともに文章能力がためされる仕事で生きていけるのも母のおかげだと、感謝しています。
 昨日も「お母さん、苦しまなくてよかったんじゃない」とおっしゃってくださる方がいらっしゃいました。よかったと思います。でもお母さん、ちょっと軽やかに逝きすぎたんじゃないですか?なにか言ってってくれてもよかったんじゃないの?なんで秋のお父さんとの金婚式まで待たれへんかったん?無念さを拭い去ることはできません。
 最後になりましたが、年度末のお忙しい中、母のために足を運んでくださり、本当にありがとうございました。こんなにたくさんの方に送っていただき、母も戸惑いつつもとても喜んでいると思います。
 喪主の父山元二郎にかわっての、最後の御礼と挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。
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by takeshi_yamagen | 2009-03-30 19:02 | 山元のすべらない話

 09.3.27 
 T部長が今春退職されます。特に親しくさせていただいたわけでもない、というよりも議会で激しくやりあったことの方が記憶に残っている方です。
 そのT部長と先日行政視察で御一緒し、新幹線内で席が隣同士になりました。
「活字中毒で、本がないと落ち着きませんねん」とばかりに新富士駅に着くまでサスペンス系の小説にずっと目を落としておられました。
 実は、私もテレビがなくても一カ月は耐える自信はありますが、活字がないと1週間で禁断症状が現れ、10日で「アラビア語でもいいから活字をみせろ」と言いだしかねないタイプの人間なので、部長の気持ちはよく理解できます。
 本の好きな人は、時空を超えた世界に関心のある人、幾ばくなりとも世界を客観的に捉えようという意欲のある人、だからどんなに立場が違っても一致点を探りあえる人…、そんな思いを強く持っているだけに、車内でのT部長のお姿に私は”同志愛”に近い感情を抱いてしまいました。
  T部長、長い間ありがとうございました。落ち着かれたら、一度ゆっくり読書談議を交わしてみたいものですね。  
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by takeshi_yamagen | 2009-03-27 17:05 | 出会い 一期一会

 09.3.26 
 19日に開かれた総務常任委員会での2009年度予算質疑の時、A委員長が「山元さん、質問は15分で終わってください」と言われました。
 発言時間に干渉すること自体、許されるものではありませんが、そもそも15分という短い時間で、予算に対する質問を終えられると思われていることに私は驚きました。
 予算の内容について、市当局に質問するのは市会議員のみに与えられた権利であると同時に、責務であると私は思っています。なにせ10万池田市民の今後1年間の生活がかかっているわけですから。
「15分で終わらすなんてできるはずがないじゃないですか!」私は思わず語気を強めてしまいました。 
 さらに腹立たしいのは「理事者の皆さんはトイレにも行っていないのだから、早く終わってください」と私の質問中にも、なお執拗に圧力をかけてきたこと。
 委員長は委員会での活発な論議を保障するのがその役割であるはず。ところが、今回、彼はこともあろうに委員の発言を封殺しようとしたわけです。絶対に許すわけにはいきません。
 委員会終了後、私は彼を呼び出して強く抗議しました。
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by takeshi_yamagen | 2009-03-26 22:59 | 池田市議会 ここだけの話

私のキンキ・キッズ宣言

 09.3.25 
 京阪神を中心とする地域と東京を中心とする地域を各々どう呼ぶか、少なくとも前者は最近は「関西」と呼ばれることが多いようですね。それに対となるのが「関東」。両者を関所の西と東で分けただけですから、やや安易な感は拭えないけれども、まぁ、公平で無難な呼称と言えるでしょう。
 一方、マスコミなどでは東京周辺を指して「首都圏」と呼ぶことも多いようです。この名称には反感、というよりも嫌悪に近い感情を私は持っています。東京がいつまでも首都であり続けるという驕り、そしてその裏返しとしての他地域への蔑みがあの三文字から滲み出ていると思うからです。
 翻って考えてみると「近畿」という言葉も、天皇の住まう王城の地(奈良・京都を含む畿内)を中心とする地域という意味ですから、かつて首都であった地域としての優越感をはらんでいます。近畿以外の人から見るとあまりいい気はしない言葉かもしれません。 
 そんなこんなで、「近畿」という言葉もあまりしっくりこないのですが、東京人が「首都圏」という言葉を使い続ける限り、首都の相対性を彼らに分かってもらう意味で「近畿(地方)」を使い続けることにします。
 がんばれ!堂本兄弟。     
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by takeshi_yamagen | 2009-03-25 15:14 | 建声元語 ―よもやま話―

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 今日未明の大阪府議会本会議で橋下知事の進める府庁のWTC移転が大差で否決されました。多額の税金を投入して、府庁を交通の便が悪く、防災上も問題のある南港に移転することに対して、府民からNOが突きつけられたわけです。当然の結果でしょう。
 また、ワールドベースボールクラッシック(WBC)で日本が連覇。よかった、よかった。今回の優勝の背景には、やはり韓国というライバルの存在が大きかったと思います。今後も、ともに競い合って野球のアジア時代を作っていってほしいものです。
 ところで、今日は池田市保健福祉総合センターの開館の日でもありました。私も開館式典に参加させていただきました。
 同センターは、病気の予防、健康に関する相談業務などを総合的に行う施設です。職員の方は、プライバシーを守りながら市民の方と落ち着いて健康・保健に関する相談ができる場ができて、本当に嬉しいと話されていました。実際、随所に工夫が凝らされています。写真の相談室もその一つ。奥の遊戯室で子どもたちが自然に遊ぶ状態を見ながら親御さんが専門家と話しあえるようになっています(マジックミラーで、子どもからは相談室が見えません)。市民病院と隣接するその立地もいいですね。
 池田の福祉(elfare)と保健(ealth)のセンター(enter)の開館、喜びあいたいと思います。
 
 
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by takeshi_yamagen | 2009-03-24 18:32 | 建声元語 ―よもやま話―

 09.3.23 
 文化軽視(というより敵視)の橋下行革の余波を受け、私の前の職場である(財)大阪府文化財センターの南部調査事務所(堺市堺区)が今月限りで閉鎖となります。
 同事務所は、15年にわたって弥生時代の大遺跡である池上曽根遺跡(和泉市・泉大津市)、古代製塩遺跡である小島北磯遺跡(岬町)、西日本最大の縄文墓地である向出遺跡(阪南市)、環濠都市堺など多くの遺跡の調査を手がけ、泉州地域の歴史解明に大きな成果をあげてきました。私も一時期配属されていただけに寂しさを禁じえません。 
 非常勤の女性職員は退職されたり、新たな事務所に異動されたりすることになります。
 寒風吹き刺す中、鼻をすすりながら現場をともにしたSさん、まさに芸術的なタッチで出土遺物の実測図を描いてくださったYさん、溜息が出るような美しいトレース図を完成させてくださったHさん、厳しい文章校正で職員を鍛えてくださったM村さん、写真整理でお世話になったM井さん、必要な資料を誰よりも早くそろえてくださったKさん、ムードメーカーのNさん、単調な作業にも嫌な顔一つせずに従事してくださったAさん、Oさん、Nさん、Wさん…、同事務所でご一緒した皆さんのお顔が次々に浮かんできます。
 泉州の歴史はセンターの女性に書き変えられたと言っても言い過ぎではありません。長い間本当にありがとうございました。私は、大和川・淀川の向こう側、はるか池田の地の新たな歴史を作るため、今後もがんばっていきます。
「パートの女性たちは、日本の考古学の誇りであるといっていい」(司馬遼太郎『街道をゆく38 オホーツク街道』1997)
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by takeshi_yamagen | 2009-03-23 12:57 | 出会い 一期一会

 09.3.22 
 全員が協力して文面を練り上げる代表質問に比べ、委員会質問と一般質問は議員個人の力量が試されると同時に、その準備の様子にも各議員の個性が表れます。
 控室の椅子にきちんと座って集中して議案に向き合い、熟読・熟考するタイプの人もいますが、私は、議案に目を通したうえで、関連する書籍や関係する法令などをぼちぼち集めて読んでいき、わからなければ知ってる人に聞くことを繰り返すタイプです。
 その読書姿勢が足を投げ出したり、ソファに半ば寝そべったりとあんまりお行儀よろしくなく、人に聞く態度も「ちょっと教えてぇなぁ」と結構馴れ馴れしいので、どうも真剣さが足りないように見えるようです。確かに最初は細かい知識を浅く広く頭に放り込んでいくだけなので、比較的リラックスしているのは事実ですが…。
 しかし、そうやっているうちに、詰め込んだ知識と自らの問題意識・経験則が互いにスパークしあって、質問の像が浮かんでくる瞬間が必ずやってきます。それを逃さず委員会前の数日間で集中して文章化し、そのままハイテンションを維持して委員会の論戦に臨んでいきます。どうも垣田議員もこのタイプのようです。
 椅子にきちんと座って議案に向き合うタイプを「沈思黙考型」とするならば、垣田議員と私の場合は「熟成発酵型」と言えるかもしれません。
 えっ、いろいろ理屈つけてるけど、お尻に火がつかんと動かんだけとちゃうんかて?
 ありゃ、それを言っちゃあ、おしめぇよ。
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by takeshi_yamagen | 2009-03-22 11:37 | 山元のすべらない話

 09.3.21  
 20日、阪神電車が西九条(此花区)からなんばまで延び、近鉄との相互乗り入れで三宮と奈良が乗り換えなしで結ばれることになりました。
 実はミナミで一杯飲んでから西九条に帰る場合、なんばから一旦動物園前、天王寺、あるいは玉川まで地下鉄に乗ってJR環状線に乗り変えねばなりませんでした(しかもその環状線、「海側」は終電が早い)。電車がだめなら市営バスと思って乗ってみたのが、9時半発の弁天町行き。これが最寄りの路線の最終便だったわけです(下車後に安治川を越える「一駅歩き」は、いい酔いさましにはなりましたが…)。てなわけで、此花区民は夜のミナミの居酒屋さんで時計を気にしていつもそわそわしていたわけです。 
 今回の阪神電車の延伸で、同じ市内なのに近くて遠かった西九条―なんば間が10分余で結ばれることになりました。ちなみに最終は24時15分(平日のなんば出発時刻)。今までより1時間は長くミナミでゆっくりできます。
 しかし、ちょっと待てよ。私は6年前に此花から池田に帰ってきたわけで、よく考えると今では全然関係ない話。それでも嬉しく思うのは、過去の「苦労」があまりに多かったからでしょうか。
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by takeshi_yamagen | 2009-03-21 08:12 | 建声元語 ―よもやま話―

 09.3.20  
 この1週間は、議員控室にこもって総務常任委員会の質問準備に没頭。ブログも1週間ほどお休みを頂きました。
 さて、その委員会が昨日(19日)開かれました。
 質疑は地域分権制度に関するものが多かったように思えます。
 この制度は地域独自の自主的な事業に池田市が財政的な支援をしようとするもの(昨年7/22付ブログ参照)。面白かったのは「地域にしてもらう事業に基準を設けるべきだ」という声が私のみならず自民、民主の委員からも出たことです。11ある小学校区のうち実に九つから防犯事業があがっていること、池田市の学校警備員廃止反対を訴える親御さんの切実な訴えに対し、市長が「地域の方があと一人100円出していただければ続けられます」と発言したことなどが背景にあるようです。
 私たち日本共産党市会議員団はこの制度の積極面を評価しつつも「事業の基準をはっきりしておかないと市が本来すべきことまで地域に押し付けることになる恐れがある」とその問題点をそのスタート時から指摘してきました。残念ながらその指摘に「党派を超えて」共感が広がっているようです。
 市長の答弁は「市会議員ももっとチェック機能を果たしてほしい」「もっと「市の責任転嫁だ」の声が出ると思っていた」とやや言い訳めいたものでした。
「やれ”地域分権”だ、やれ”地域のことは地域の手で”とのせられて、気がつけば市の事業の下請けをさせられていた」ということだけは絶対にあってはなりません。
 朝10時から夜9時までの委員会、疲れました。 
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by takeshi_yamagen | 2009-03-20 18:34 | 市 議 会 日 誌

 09.3.14
 さて、3月議会の厚生常任委員会では、市民から出された介護保険の充実を求める請願書が審議されました。その中には当然ため込んだ保険料を被保険者に返すことや、今後の保険料を値下げすることなども記されています。
 わが党の藤原美知子議員が賛成討論にたち、自民党議員が反対討論を行いました。
 問題はその後。民主党と公明党が請願に一言も態度表明しないまま、採決に付されようとしたのです。請願に対してちゃんとした意見を述べないわけですから、市民の切実な願いに対して「私たちはまともに論議していません」と言っているようなもの。これほど失礼な話はありません。 
「おい、ちょっと待てよ。民主党と公明党は立場表明せぇよ」傍聴席の議員から野次が飛び始め、焦った同じく傍聴席の公明党議員から「しんこー、しんこー(進行)」と採決を促す発言が続く中、同請願は採決に付され、自民・公明・民主の反対多数で否決、27日の本会議に送られました。
 少なくともかつては「福祉の党」を自称していた党が、実は「福祉削減「進行」の党」にすぎないことを改めて示した3月12日木曜日夜9時前の厚生常任委員会でした。 
 
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by takeshi_yamagen | 2009-03-14 05:24 | 市 議 会 日 誌