山元たけしの あの日その時、そしてこれから

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「国会空転中も高校生はやめていってるんだぞ!」

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 27日、市民文化会館で共産党の演説会が開催され、宮本岳志衆議院議員が当選後初めて池田の演壇に立ちました。
 宮本さんは、新政権が、来年度から私立高校に通う子ども達の授業料を、親の収入に応じて援助する(親の年収500万円以上は一人あたり12万円、同500万以下は24万)としたのは、率直に評価(ええもんはええんです)。この予想外の?展開にさすがの橋下知事も350万円以下の子どもたちの授業料無料化を打ち出したのは、すでにお知らせしたとおりです(11/11付ブログ参照)。
 しかし、ここで終わらないのが宮本さんの追及(問題点は正すのです)。「定期が買えなくて、毎回電車賃を払っていた子が、ついにその電車賃が尽きて翌日から学校に来なくなってしまった、また、親に経済的負担かけまいと「俺、修学旅行行かへんで。だって、おもろないもん」と子どもたちに言わせる状況をどう考えてるねん!」と、国会が空転している現在も経済的理由で多くの子どもたちが高校をやめていっている状況に、来年度と言わず、すぐに手を打つよう迫ったくだりは、文教委員会の緊迫した空気までが会場にひしひしと伝わってきました。 
 まさに、当選後初の池田「凱旋演説」で宮本節が炸裂、みんなの努力を積み重ねた1票1票で勝ち取った議席が、今政治を動かしつつあることを、参加者誰もが実感した演説会でした。
 さぁ、次は参議院だ! 
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by takeshi_yamagen | 2009-11-30 00:35

チェックしない議員は職場放棄!?

 09.11.29
c0133503_1813769.jpg 20日、吹田市内で開かれた大阪府市会議員研修会に参加してきました。遅ればせながら御報告します。
 今回の講師は片山善博前鳥取県知事で、演題は「議会の力で自治体は変わる」です。
 片山氏は「議院内閣制では、議会内の多数会派が政権を握るわけだから、政権党の議員は政府側で首相とともに官僚を使って行政に携わることになる。従って議会では野党はあっても与党はなくなる。日本のように政権党の議員が政府に質問するのは本来おかしい」と、イギリスの例をあげて指摘されました。
 次に、それとの対比で「地方政治は議員と首長は別々に選ぶ2元代表制なので、議会では本来与党も野党もない。首長を担ぎ出した人は単なる支援者に過ぎない。だから、全ての議員は行政へのチェック機能を発揮する必要があり、それが首長を守ることにもなる」と、続けられました。さらにチェックしない議員は「職場放棄」と手厳しい(「与党の議員だから」と市長提案に全て賛成したり、議案をチェックする共産党議員の質問を妨害するわが市議会の「与党」議員の顔が思い浮かびました。10/29付ブログ他参照)。
「選挙で私を担ぎ出した自民党から(知事提案に反対するなど)そんな品のないことはできない、と言われた」「自分の出した条例案が自民党に反対され共産党だけが賛成したこともあった」といった知事時代の体験談や、「実際の予算案は職員がつくるわけで、知事がすべてを知っているわけではない。だから議会のチェックは必要なんです」といった「本音」を交えた話は大変興味深いものでした。
 M県のH知事やO府のH知事とは「器が違うな」と感じさせた片山氏の講演。今後の議会活動にも生かせそうです。
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by takeshi_yamagen | 2009-11-29 03:27

市の職員は霞を食べて生きているのではありません

 09.11.28
 27日に臨時議会が開催され、8月11日に出された人事院勧告に伴い、職員の期末手当、勤勉手当(つまりボーナス)を減額することなどを内容とする条例改正案が提案されました。
 今年度、期末手当と勤勉手当が計3.5月分引き下げられ、市独自の給与削減と合わせると、職員一人当たり30万円の年収減となるとのことでした。実施されると職員―とりわけ住宅ローンをかかえたり、教育費などにお金のかかるお子さんのおられる職員―の生活を直撃し、その労働意欲、ひいては市民サービスにも重大な影響が生じかねません。また、公務労働者の賃金カットは、新たな民間の賃金削減と一層の内需の冷え込みを引きおこすことは明らかで、回り回って池田市の地域経済にも大きな影響を与えることとなるでしょう。
 時あたかも、自公政権が退場して、新政権が誕生した直後。
 この政権交代は、三位一体改革をはじめとする自治体攻撃など、「官から民へ」のスローガンのもとで推し進められてきた新自由主義に基づく構造改革路線が、国民の厳しい審判を受けた結果であることは間違いありません。
 今、新政権と池田市に求められることは、この構造改革路線ときっぱり決別したうえで、人事院のマイナス勧告をはじめとした公務労働者に対する賃金抑制策を転換し、住民の福祉に供するという公務労働本来の姿を地方自治体に取り戻すことです。また、官民問わず、労働者の大幅な賃上げを行い、内需を拡大することこそが、日本経済を立て直す唯一の道ではないでしょうか。
 結局、同条例改正案は民主、自民、公明の賛成多数で成立しましたが、自民党の賛成理由は「この厳しい経済状況のもと、仕方ない」というものでした。では、この「厳しい経済状況」を作ってきたのはいったい誰だったのか。自らの失政にはなんの反省もなく、まるで自然現象のような口ぶり。勝手なものです。
 さらに波紋を広げたのは無所属N議員の反対討論。「職員給料の下げ幅が足りない」と主張されたのです。それにはさすがの自民党席からも「お前は鬼か!」という野次が飛びましたが、自公政権下の10年間(2000年~09年)で、自民党も度重なる市職員の賃金カットにことごとく賛成(その総額は一人あたり実に237万円!)してきたことはどうもお忘れのようです。
「目くそ鼻くそを笑う」とはこのことではないでしょうか(5/24付ブログ参照)。
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by takeshi_yamagen | 2009-11-28 18:56

「勉強せぇよ」

 09.11.27
 わが家の息子は来年受験です。 
 先日あった三者懇談で、担任の先生から提示された受験先を聞いて、妻は少々ご機嫌斜め。盛んに「もう、あとがないよ」「勉強しなさい!」と息子をけしかけ、「○×君はA高校行くらしいで!」といささか脱線気味。「あんたも子どもの勉強みたってや!」とその「余波」は私にも及びます。まぁ、母親からなにを言われても、彼はいつもどおり飄々としていますが…。
 私の見るところ、息子は息子なりにがんばっていて、テストの成績を見ても、そこそこのところまできていると思います。ただ、3年の1学期までの成績と内申点が足をひっぱっているようなのです。
 私学か公立かで、私のこづかいの額が変わることはあっても、進学先で彼の人生が最終的に決定するわけではありません。言うべきことは言いつつも、必要以上に一喜一憂することなく、私としてはどっしり構えて息子を見守ってやりたいと思っています。なんといっても進路で一番悩んでいるのは、他ならぬ本人でしょうから…。
 …と、ええかっこ言うものの、息子の顔を見るとつい「勉強せぇよ」と条件反射してしまう今日この頃です。
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by takeshi_yamagen | 2009-11-27 16:18 | 山元家の人々

はじめに小中一貫教育ありき!? ー池田市総合計画審議会を傍聴してー

 09.11.25 
 池田市は2011(平成23)年度から始まる第6期池田市総合計画の策定に向け、分野別に審議会を開いており、16日の「福祉・教育」部会を傍聴してきました。その日の議題は「学校教育の充実」と「学校・家庭・地域をつなぐ地域教育の振興」についてです。
 審議委員は大学の先生、PTA協議会の前会長、社会福祉法人の理事長、現役の大学生などに教育長、副市長を加えた計9人。各委員の質問に理事者側(今回は教育委員会)が答える形で議論が進みました。
 議論の大きな焦点になったのは小中一貫教育。市は9年間をスパンとする教育を市全体で取り組みたいというわけです。具体的にはその形態としては、施設一体型と連携型を想定しており、前者は小学校と中学校を一箇所に集めるもの、後者は小中の先生の交流、連携を進めるというものであるとのことでした。
 委員の質問に教育委員会側からは「9年制で問題児に対策できる」「わかる授業も小中一貫で」といった答弁が続きました。現在の教育の矛盾は全て6・3制にあり、これらは小中一貫教育で解決できる、と考えておられるようです。 
 また、委員から児童数の変化を聞かれ、「伏尾台、細河、石橋、石橋南の小学校は生徒数が減少気味である」との答弁の後に「一学年単数クラスはしんどいので、小中一貫教育で解決したい」と学校統廃合を示唆するような発言もありました。
 質疑を聞いていて問題だと思ったのは、市の「始めに小中一貫ありき」の姿勢。例えば「単数クラスはしんどい」のであるならば、この機に少人数学級を拡充してきめ細かい教育を進めるなど、他の対応策はいくらでも考えられるでしょうし、連携型の目的が教員の交流であるならば、ことさらに一貫教育といわずとも、教育委員会内での機構改革などで対応できるのではないでしょうか。
 市がどうしても小中一貫教育を進めたいのならば、6・3制の導入された経緯、その長所と短所を十分検討したうえで、現在の教育問題を解決するために小中一貫教育がより有効であることを科学的に筋道立てて話す責任があります。ことは子どもの未来に関わることですから、「小中一貫教育=打ち出の小槌」みたいな話だけでは、市民は納得できません。
 審議委員から「(小中一貫は)型ありき、になっている。現場のニーズに目をむけよ」との苦言が呈されたのは当然です。 
 さらに大きな問題は、10人余の審議委員で10年間の池田の教育の未来を決する総合計画が審議されていること。市民から選ばれた多くの審議委員が、自主的に学習会などを開催しながら総合計画を作成していっている東京都狛江市などにも学び、審議会の市民参加を抜本的に強めるべきです。市は常々「おまかせ民主主義から脱却せよ」と市民の自主的な政治参加を説かれているのですから…。
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by takeshi_yamagen | 2009-11-25 01:00 | 園芸高校と総合計画

学 び の 秋

 09.11.24
 今年の秋は、いつになくよく学んだように思います。
 園芸高校の移転問題に端を発して、細河の農業の展望、池田の防犯体制の現状などを改めて学び直し、総務委員会の東京都狛江市の視察では市政への市民参加の原則を伺い、先日の後期高齢者医療制度広域連合議会(わが党の議員は垣田千恵子団長を含め20人中4人になりました)の報告会では「やはり(同制度は)廃止しかない」との確信を深めました。また、池田市の総合計画審議会を傍聴して多くの刺激を受けましたし、20日の大阪府市議会議員研修会での片山善博さん(前鳥取県知事)の講演は、議会と首長の関係について大変示唆に富む内容でした。
 さぁ、頭は充電OK、12月議会が楽しみです(各学習会、講演などについては改めてブログに掲載します)。
 
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by takeshi_yamagen | 2009-11-24 00:33

「ありがとう」が言えなくて…

 09.11.24
 庄内(豊中市)の父宅の仏間に、3月に死んだはずの母が座布団にちょこんと座っています。私は思わず「お母さん、なんでなんも言わずに逝ったん?なんかゆうてってくれてもええやないの…」と母の冷たく小さな手を握り締めながら、その場に泣き崩れました。母は少し当惑しながら「ごめんやで…」と小さく言って、すぅと姿を消してしまいました。20日夜に見た夢の中の出来事です。
 夢とは言え、母と最後の会話を交わせて、嬉しかったです。でも、私はなぜ「母さん、ありがとう」って言えなかったんだろう。夢とは言え、悔いが残ります。
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by takeshi_yamagen | 2009-11-24 00:29 | 墓碑銘 ー送ることばー

医療費無料化を国がやらないから村がやる! ー映画「いのちの山河」を見てー

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 昨日お知らせした映画「いのちの山河」を見てきました。 
 1955年、妻みき(とよた真帆)とともに故郷岩手県沢内村に帰った深澤晟雄(長谷川初範)は三悪(貧困、多病、豪雪)の中、乳幼児がばたばた死んでいく状況を目のあたりします。村長となった深澤はブルドーザーを導入して豪雪に立ち向かう一方、憲法25条に明記された人間の生きる権利(生存権)を保障すべく、65歳以上の老人医療無料化を1960年全国に先駆けて敢行、後に60歳以上と1歳未満の乳児に拡大していく、というのがそのストーリー。
「人命の格差は絶対に許せない」の信念のもと、医療費無料化を進める深澤村長、法の枝葉末節を盾にその実現を妨害する県庁の役人を前にして、憲法25条をかざしながら「国がやらないから村がやるのです。訴えられるのなら最高裁にも行きます!」と啖呵を切る場面はまさに圧巻。地方自治の原点を見た思いです。また、村長の亡骸を乗せた車が、数珠を持った年寄りや「あんたの命を救ってくれた村長さんだよ」とわが子に言い聞かせる母親など、多くの村民に取り囲まれながら雪道を行くラストは涙なくして見ることができませんでした。
 しかし、自殺者が3万人を超え、生活保護を打ち切られて餓死者が出る、そして老人を「姥捨て山」(後期高齢者医療制度)に囲い込むこの国では、この映画は決して昔話ではないのです。

 終了時に拍手の湧く映画に久々に出会った喜びに浸りながら、この文章を打っています。
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by takeshi_yamagen | 2009-11-22 14:28 | 銀 幕 日 記

れんぼう、らんぼう! 子どもたちの夢を削る前に民主党は政党助成金を削れ!

 09.11.22
 民主党政権の事業仕分けで、子どもの体験学習や読書活動の振興を図る独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センターの子どもゆめ基金(21億4400万円)の廃止が決定しました。
 実は私、この基金の交付を受けて実施された日本民家集落博物館(豊中市服部緑地内)の「歴史体験隊」の活動に以前携わったことがあります。この活動は親と子が一緒になって泥めんこや土器を焼いて作ろうというもの。自分たちが焼きあげた直径3cmほどのめんこを手に、うちの子を含めて子どもたちは、皆大はしゃぎ。盛んに指ではじきあっていた姿が今も思い起こされます。また、粘土は空気をしっかり抜いておかないと、焼いている途中ではぜてしまうことも判明、遊びながら化学的な知識が身につくという思わぬ学習効果もありました。
 民主党は、この事業仕分けで、新政権の無駄を省く確固たる姿勢をアピールしたいようですが、支持もしない政党に国民の税金が使われる憲法違反の政党助成金(320億円)や軍事費(5兆円!)など、子どもたちの夢を削る前に削るところはたくさんあるはずなのに、そこには全く手をつけていないのです。仕分け結果の中には「開業医・勤務医の(診療報酬の)平準化」など、「診療報酬を増額する」という民主党のマニュフェストに反するものすらあることも付け加えておきましょう。 
 民主党の蓮舫議員などの高圧的で一方的な質問のもと、当事者の意見を十分聞くことなく多くの有意義な事業が廃止されたり、予算を削られたりしていく映像に「この政権、もしかしたら長くないかも…」とふと思ってしまったのは私だけではないでしょう。

 
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by takeshi_yamagen | 2009-11-22 07:40

鳥羽でトンビにスナック菓子をさらわれました

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 伊勢志摩小旅行の二日目は特に行き先を決めておらず、鳥羽駅前で「さぁ、どうしようか」と考えていると、少し赤ら顔の人懐っこそうなおじさんが近づいてきました。Kさんとおっしゃるそのおじさん、「船で島めぐりをしないか」と言うのです。値段交渉をすると「その額でいいように(実際船を出す人に?)言ってあげる」というので、乗り込むことにしました。
 さて、誰が舵を握るのかな、と思っていると、なんとKさん自身が操舵室に座るではないですか。なんのことはない、Kさん一人だけで観光船を運営しておられるのです(さっきの「値段交渉してやる」はなんだったの?)。
 船内は椅子があちこち破れて、時計も停止状態、お世辞にも美しいとは言えません。「まぁ、外がきれいな船も中は同じ」とKさんは涼しい顔、「そんなことないやろ」と思っている間もなく船は桟橋をゆっくり離れました。
 そのKさんのガイドぶりはなかなかのもの。「船が右に傾けば右に、左に傾けば左に体を傾ける素直な人は酔わないのです」に始まり、「鳥羽一郎のお母さんは78歳まで海女をしてたがもうやめた」「左に見えますホテルT田屋の最上階は一晩30万円の貴賓室。しかし眠ってしまえばおんなじだ」と、独特な節回しで笑わせてくれます。
 途中、カモメの餌付けしようとスナック菓子を撒きましたが、やってきたのはトンビばかり。器用に海面に落ちたスナック菓子を拾い上げていきました(写真)。カモメにすれば、トンビに油揚げならぬスナック菓子をさらわれた、というところでしょう。
 およそ一時間の楽しい鳥羽湾の船旅でした。 
 
※映画「いのちの山河」上映会のお知らせ
「貧困、病気、豪雪」に苦しめられる岩手県沢内村で、さまざまな苦難を乗り越え、全国初の老人医療費無料化を実現した深澤村長の感動の物語―。ぜひお越しください。
  日時;明日(22日)10 時、13時、16時
  場所;池田市民文化会館(石橋駅下車、西へ徒歩10分)
  料金;1,300円(シルバー1,000円)
   

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by takeshi_yamagen | 2009-11-21 18:58 | 日本たびたびまた旅日記