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 10.3.31
 最後に地域分権制度について一言申しあげます。
 3月議会では「地域コミュニティが行う事業の中には、公園の時計設置など、明らかに本来市が行うべきだと考えられる事業が含まれている」「地域コミュニティ推進協議会に参加する人が固定化している」などの点が会派の枠を超えて指摘されました。特に教育予算を減らす一方で、本来市が行うべき学校のトイレ改修や時計設置を地域コミュニティにゆだねるというのは市の責任放棄といわざるを得ません。
 地域の民主主義の涵養という当初の理念を実現するためには、当面、地域コミュニティ推進協議会ごとに予算を過大に配分することをやめ、地域の自主性と要求の提言に依拠するという当初の目的にたちかえること、市の行うべき事業と地域の行う事業をきっちり峻別すること、地域コミュニティ推進協議会を市の施策の下請組織にしないこと、などが求められることを申し添えて、平成22年度池田市一般会計予算に対する反対討論といたします。 
   
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by takeshi_yamagen | 2010-03-31 13:15 | 市 議 会 日 誌

10.3.30
 国の構造改革路線を先取りする形で進められてきた池田市の行革路線のもと、公共料金の値上げ、相次ぐ福祉施策の切り捨て、市の事業の民間委託、民営化などが実行され、市民の生活を圧迫しています。
 また、正規職員が削減されて、度重なる給与、一時金の削減などが続き、市職員の労働条件の悪化も深刻であります。さらに非正規労働者の比重が拡大することは、公務労働の継続性、守秘義務の観点から見て、大変問題が多いものであります。市の業務は正規職員を基本とし、職員の労働条件の改善を図るべきであります。 
 さらに現在、市が進めている人事評価制度は、職員をコスト意識などを基準に競わせたうえで、その評価を昇格、昇給に反映させるというものであります。これは職員を分断し、市民いじめの行革路線に忠実な労働者をつくろうとするものにほかならず、一旦導入した民間企業でも「個人プレーに走る」「失敗を隠す」などといった弊害が出てきて破綻しつつあります。住民の福祉の増進に努めるという本来の自治体労働者とかけ離れた職員づくりを進める人事評価制度はやめるべきです。
 保育所給食調理の過程で異物が混入するという事件がおこったことは、業務の効率や財政効果優先の行革が子どもの命と健康を脅かすまで到っていることを如実に示しています。なお、昨年5月におこったこの事件は発生から半年たった12月議会でとりあげられ、1年近くたった今もその詳細な報告はありません。事件の真相を市民の前に明らかにすると同時に子どもたちの命と健康に直結する保育所の給食業務委託は直営に戻すべきであります。         
 市長は平成22年度に新たな行財政改革プランを策定するとしていますが、これ以上市民サービスの削減に連なる行革は進めるべきではありません。
 第6次総合計画に関連する問題として、園芸高校の細河地域への移転、跡地利用計画があります。この計画は生徒の学習環境の悪化をもたらすこと、大開発に市の未来を託するといった旧来型の発想に基づくものであること、そしてなによりも高校の移転によって細河の農園芸をどう活性化するのか未だ具体的に明らかにされていないことなどが問題であります。
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by takeshi_yamagen | 2010-03-30 08:03 | 市 議 会 日 誌

 10.3.30
 第四は、分権型社会へ進むとして、橋下知事の関西州構想と大阪府解体に手を貸し、さらなる行革路線を進もうとしている点であります。
 関西州構想のよってたつ道州制とは、都道府県を10余りの道あるいは州に、市町村を人口30万程度の基礎的自治体に再編し、基礎自治体に福祉・教育を押し付け、国は外交・防衛、道州はインフラの整備とその役割を特化するものです。まさに小さくて強力な中央政府と道州、さらに小さな地方自治体をつくり、大企業にひたすら奉仕する国つくりを進めようとするものです。
 歴史的に見ても、道州制の論議が噴出した時期は、不況が続いていた昭和初期の田中義一内閣の時と、終戦直後の混乱期であり、いずれも経済危機を政府への権力集中で強権的に乗り切るものとして提起されたものであります。今回も未曾有のデフレ、経済危機と失業者の増大のもとでまたぞろ出されたものであります。
 そんな中で、関西財界の意向を受けて大阪府の橋下知事は、関西州構想を打ち出し、ひたすら大阪府解体に向かっています。その嚆矢として府の事業8,000のうち、4,000を市町村に委譲する計画を進めようとしています。それに呼応して池田市は箕面市、豊能町、能勢町の2市2町で広域行政を行ない、大阪府の役割放棄の積極的受け皿となることは問題です。
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by takeshi_yamagen | 2010-03-30 07:58 | 市 議 会 日 誌

 10.3.29
 第三は不必要な支出についてです。
 姉妹都市、友好都市の周年行事への議員の参加費をその内容とする特別旅費432万8千円が予算化されています。市の財政が厳しいおり、周年行事への参加は、相手への礼を失しない程度の人数にとどめるべきであります。姉妹都市であるローンセストン市に議員が8人もそろって行く必要はありません。
 さらに不公正な同和行政を続けているのも問題です。
 2002年3月末で国の同和対策特別法が失効して以降、法的根拠がなくなった大阪府人権協会、池田市人権協会への公費の支出は廃止すべきであります。国民的な融合が進み、同和問題が法律上に限らず住民の意識の上でも終息を迎えている情勢を深く受けとめ、池田市としても、池田市人権行政基本方針、同和教育基本方針、人権教育基本方針を廃止した上で、同和行政終結の宣言を強く求めます。また、人権文化交流センターから部落解放同盟池田支部の事務所は退去させることになりましたが、同和団体に由来する、現在ではほとんど活動を休止している組織に引き続き事務所を提供しているのは問題であります。ただちに退去させるべきです。
 また、憲法に保障された基本的人権や自由を制限する国民保護法に基づいて支出される国民保護協議会への支出は容認できません。
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by takeshi_yamagen | 2010-03-29 07:11 | 市 議 会 日 誌

 10.3.29
 第二は教育にかかわる問題です。
 まず、22年度の教育費が26億1,576万1千円と前年度と比べ4億4,141万1千円、率にして14%も削減されていることは、子どもたちの健やかな成長と確かな学力を保障する上で問題が大きいと考えます。
 全国学力テストについては、市町村や学校を序列化して競争と格差を広げる弊害が全国的に広がる中、ついに文部科学省は一斉実施から抽出実施に切り替えました。池田市もこの機に全国学力テストの参加を取りやめるべきであります。 
 また、ことしも小学校、中学校の卒業式で、日の丸の掲揚、君が代斉唱が行われました。国旗・国家は国民の間でも意見が二分しており、国会で法制化したときの政府答弁でも、強制はしないと内心の自由を認めています。憲法に保障された内心の自由を否定する日の丸、君が代の強制はすべきではないと考えます。
 さらに、教育長は市立幼稚園の通園バスの有料化を打ち出しました。
 その理由として受益者負担が挙げられています。しかし、そもそも幼稚園の通園バスは、幼稚園統廃合によって、1小学校区1公立幼稚園という他市にないすぐれた制度を崩壊させてしまい、幼稚園に歩いて通えない子どもたちが生じた結果、導入された制度であります。つまり、歩いて通える幼稚園さえあれば、バスに乗る必要はないわけであります。このように、本来ならば必要ではない幼稚園バスに乗せておいた上で、利用者を受益者とみなして有料化の理由にすることは、許されるものではありません。
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by takeshi_yamagen | 2010-03-29 07:07 | 市 議 会 日 誌

 10.3.28
 25日に終わった3月議会。最後に私は池田市の平成22年度池田市一般会計予算について、日本共産党議員団を代表して、反対の討論を行いました。池田市政の概略、問題点などを概ねつかんでいただけると思いますので6回にわたり、原文で掲載します。少々長いのですがどうかお付き合いください。                                   

 議案第33号、平成22年度池田市一般会計予算について、私は日本共産党議員団を代表して、反対の討論を行います。
 本予算は、歳入歳出それぞれ351億8,500万円で、前年度比7億4,200万円、2%の増となっています。歳入では、市税収入が10億3,200万円減の160億2,000万円、国庫支出金が37億5,951万9千円で13億3,942万円の増、地方交付税が5億円増の19億4千万円となっており、国の財政措置の拡大が大きな特徴であります。全体に平成23年度から始まる総合計画を念頭に置き、同時に分権型社会をめざす予算編成となっています。
 学校の耐震補強工事、乳幼児医療費助成の拡充、妊婦健診・女性特有のがん検診など健診事業、自殺対策事業、離職者住宅手当金、高齢者への救急医療情報キット配布事業、児童扶養手当を父子家庭にも広げたこと、さらには市の施設から任意団体にすぎない部落解放同盟池田支部の事務所を撤去させることなどは評価できますが、なお容認しがたい点がありますので、以下、大きく四点にわたり理由を述べて、反対の討論といたします。
 反対の第一は、市民サービスの切り捨て、市民負担の増大が市民生活を苦しめている点です。
 障害者への給食宅配事業や紙おむつ給付の削減、ハッピーバース支援扶助費の削減、臨海学舎へのバス代・宿泊費補助の廃止に続く、小学校の自然学舎バス代への助成の半減、卒業記念品の廃止、社会教育事業への報償費の削減など、市民負担を増やし、市民サービスは極限まで削減しながら、そのうえに債権回収センターを設立して払いたくても払えない市民からも税金の取立てを強めようとしていることは問題です。
 さらにその債権回収センターのコールセンター業務を民間へ委託しようとしています。委員会審議の中では業者に守秘義務を徹底するという答弁がありました。しかし、大阪府では自動車税コールセンターの夜間・休日催告業務にこの2月から民間業者を導入する計画でしたが、その業者が契約違反の下請への再契約を行い、さらにその下請業者も再々契約を繰り返している実態があきらかになり、ついに業務委託を見送るという事態に到ったという事例から窺えるように民間委託には問題があります。また、徴税業務を民間に委託すると市民の個人情報流出の恐れがあります。債権回収センター業務の民間委託はおこなうべきではありません。 
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by takeshi_yamagen | 2010-03-28 12:57 | 市 議 会 日 誌

 10.3.28
c0133503_18454099.jpg 池田小学校の屋内運動場(体育館)が完成、昨日その竣工式にお邪魔しました。
 実は完成したのは体育館だけではありません。屋上に短水路の25メートル公認プールを設置し、男女更衣室、シャワールーム、太陽光発電システムまであります。さらに1階に池田市出身のアテネ五輪競泳の銅メダリスト中西悠子選手の展示コーナーも設置したため、中西選手も式典に参加されました。    
 市長は最初の挨拶や中西悠子さんとのトークの中で小学校時代の思い出(市長も池小出身です)や、展示コーナーを池小に作ることになった経緯を少々申しわけなさそうに話された後(中西さんは同じ池田でも石橋小学校の出身なのです)、プールの前では「じゃぁ、中西さんに泳ぎ初めをしてもらいましょう」と、会場を沸かせていました。
 また、鎌田校長先生のお礼の挨拶も「すげ~!想像していた以上にきれいな体育館。新しいにおいがする体育館。楽しみな体育館。これからもよろしくと言いたい。いろいろなこと頑張ってやっていきたい」といった子どもたちの作文を交えた心温まるものでした。
 ただ、井上章府議(民主党)の挨拶だけは「池田市にもっと府の事務移譲を引き受けてもらいたい」とまるで知事の議会答弁。「そんな話、池小と関係ないやん」「いつから井上さんは知事与党になったん?」という声が周囲から漏れていました。正直、興ざめでした。

                                 
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by takeshi_yamagen | 2010-03-28 10:47

「歴女」に出会いました

 10.3.27
 近頃、女性の間で密かに増えているのが鉄道マニア(鉄子(てつこ)と言うのだそうです)と歴史マニア(歴女(れきじょ)と呼ばれるらしい)と仏像マニア(これは仏像ガール!?)。「歴女」は戦国大名に魅かれる傾向があるとのことです。
 さて、石橋のとある飲食店で、先日その「歴女」と遭遇しました。そこの従業員のあゆみさんが伊達正宗にはまっておられたのです。
「こないだバスで仙台に行って、(正宗ゆかりの)博物館を5個所はしごしてきました」
「彼がまだ梵天丸と呼ばれていた幼少の頃に住んでいた城跡にも行ってきました」となかなかの「歴女」ぶり。「仏像はやっぱり阿修羅像が最高!」と仏像ガールぶりも堂に入っています。
「京都は町屋の路地がいいですね」
「奈良は寺と町と自然が境目なく一体となっているのが僕は好きだなぁ」
 お店の私たちの一画だけが実にマニアックに盛り上ってしまいました!?
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by takeshi_yamagen | 2010-03-27 08:59 | 出会い 一期一会

 10.3.26
 24日の石橋駅バリアフリー竣工式典の際、T部長が私に「山元さん、今から大阪大学に行ってきます」と話されました。
 最初「なんのことかな」と思ったのですが、どうも17日の総務常任委員会でのやり取りを受けての発言だったようです。
 池田市はミュージアムツーリズム、つまり池田市内に点在する美術館、博物館を結んで街つくりに生かそうという構想を持っています。私はそれを発展させる立場から「逸翁美術館の入館料の引き下げと、ヒューモビリティワールドの開館時間の拡大などを管理者である阪急電車とダイハツ工業に申し入れてはどうか」と提起しました。
 さらに続けて大阪大学総合博物館についても「高度な内容を分かりやすく展示している。厳密には豊中市域だが、すぐ前を市境が走り、実質池田市みたいなもの。それに入館者の大半は石橋駅を利用するわけで(入館者が増加すれば)石橋の活性化にもつながる。池田のミュージアムツーリズムに組み入れたらどうか」と市の見解を質しました。
 それに対する市の答弁は逸翁美術館とモビリティワールドの件については「申し入れるがなにぶん相手があることなので…」、大阪大学博物館については「検討する」というものでした。
 つまり、大阪大学総合博物館については、お話の場をさっそく持ってくださったわけで、さらに、その後「話はいい方向に向かっている」との報告を受けました。嬉しい限りです(08/4/10付ブログ参照)。
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by takeshi_yamagen | 2010-03-26 23:29 | 博物館は楽し

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 先日、今月石橋駅が百歳を迎えたことはブログでも書きましたが(3/10付ブログ参照)、この記念すべき月に石橋駅のバリアフリー化工事が完成し、昨日そのお披露目のセレモニーに参列させていただきました。
 柿原高広前議員が最初に市議会で取り上げ以来、日本共産党議員団がことあるごとにその実現を迫ってきた本事業、やがて市議会の総意となって今回の竣工となったわけですが、特にエレベーターができたことで、箕面線と宝塚線大阪行きの上りホーム側(東口側)と宝塚行きの下りホーム側(西口側)を地下の階段を上り下りせずに行き来できるようになり、身障者やお年寄り、あるいはベビーカーを利用するお母さんから歓迎の声が上がっています。
 ところで、市長はお祝いの挨拶の中で、工事費用について触れられました。本来駅のバリアフリー化事業では、事業費(今回の場合13億5千万円)のうち、国と電鉄会社と地方自治体(府と市)が三分の一ずつ出すのが原則であり、大阪府と池田市は2億2千5百万円ずつ負担となるわけですが、なんと大阪府は2千万円しか出さないと言うので、市は大変困ったというのです。
 幸い工事費用の半分を阪急電車側が負担してくれて、市の財政負担が大きく増えるということはなかったのですが、結局大阪府の「ごね得」が通った形です。普段知事と仲好しの市長もこればっかりは憤りを隠せない様子でした(写真はエレベーターにさっそく「乗り初め」をする私)。
 
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by takeshi_yamagen | 2010-03-25 07:58 | イシバシ NOW