山元たけしの あの日その時、そしてこれから

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池田市はいつまで同和問題を特別扱いするのか

 10.7.31
 29日の基本構想の審議では人権の分野も審議されました。
 私は、まず今大変大きな問題になっている児童虐待を取り上げ、「宝塚市が先日設置したような家庭に居場所を失った子どもたちを24時間受け入れる一時保護施設「こどもシェルター」を池田市でも設置すべきではないか」と市の見解を質しましたが、市は「府の施設を活用していく」と答弁するに留まりました。
 続いては国連子どもの権利条約についてです。
 この国際条約は子どもの権利を明記した画期的な条約で、日本政府は1994年に批准したものの、その遂行には熱心ではなく、国連の子どもの権利委員会から、日本政府にたいし、高度に競争的な教育制度の改善、暴力・ポルノから子どもを保護する措置、児童の虐待および不当な扱いへの対処など、他のサミット参加国には例をみない厳しい勧告が出されているといったその現状を示したうえで、「子どもの権利条約の完全実施を国に求めるとともに、池田市においてもこの条約に基づく施策を推進すべきではないか」と市を質しましたが、これまた「国の動向を見守る」と消極的な答弁に留まりました。私は国が熱心でないからこそ、池田市が率先してがんばるべきだと言ったつもりだったのですが…。
 このように、子どもの人権に関してはあまり熱意の伝わってこない市側の態度でありましたが、打って変わって積極的だったのが同和問題。構想案にも「同和対策事業は一定の成果を収めてきたが…」「同和問題をはじめ…」「同和問題のみならず…」とあちこちに同和問題を特別視する文言が並びます。
 私が「なぜ同和を特別視するのか、法的根拠はあるのか」と問うと、「法的根拠はない(2002年で一連の同和対策特別措置法が失効しているのです)。同和も(他の人権問題と同じく)一般施策でおこなっていく」と答弁、「それなら、誤解を招くこれらの文言は削るべきだ」とさらに私は迫りましたが、「同和は日本固有の問題だから…」といった理由にならない理由を並べて、市は最後まで文言削除に応じませんでした。
 私は「このような文言を残すなら、「部落解放同盟」がそれを足がかりにしてこれまでのように行政に介入してくることは明らか。それがいわゆる「逆差別」を生み、真の部落差別解消を妨げる障害物になると言わざるを得ない」と市の姿勢を強く批判しました。
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by takeshi_yamagen | 2010-07-31 23:48 | 園芸高校と総合計画

呉服座復活!? 本町通を芸能の街に!

 10.7.30
 1969年まで池田市西本町に呉服座という芝居小屋があったことを御存知でしょうか。 
 1970年に池田に移り住んだ私は訪れたことはないのですが、池田で生まれ育った垣田千恵子議員は大衆演劇が好きだったお祖母さんに連れられて、よくその門をくぐったとのこと。
 新しい一座が来ると街中にポスターが張り巡らされ、「もう行った」「まだ行ってない」とか、「今度のあの役者はよくやる」「踊りがいい」とか、隣近所の話題になっていたことが、呉服座内部に立ちこめていたおでんのいい香りとともに思い出されるとのことでした。ちなみに呉服は池田では普通「くれは」と読み、呉服座も正式には「くれはざ」のようなのですが、地元では「ごふくざ」と呼ばれることも多かったとのことです。なお、明治初年に建てられ、百年にわたって池田の娯楽の拠点であったその呉服座、今は愛知県犬山市の明治村で静かに余生を送っています。
 さて、29日の第6次池田市総合計画の審議で、「池田市の本町通は落語ミュージアムがあるし、かつて呉服座のあったところからも比較的近いところです。映画館が5月で閉館となったのは残念ですが、芸能の街にするのも一案かなと思います」と、私が市の見解を求めたところ、担当部長から「5月に閉館になった映画館が11月に大衆演劇場としてオープンする予定。市としても協力していきたい」とうれしい答弁がありました。 
 落語、大衆演劇、ついでに大道芸なんかもやってたり、ちょっと気軽に立ち寄れば必ず楽しめる本町通り…、夢が膨らんできますね(映画館が復活すればもっといいんですけど…)。さらに言うと、池田駅前地域の南部の集客の拠点はインスタントラーメン発明記念館ですが、北の拠点が本町通となれば、双方に足を運ぶ観光客は必然的に栄町通を通るわけで、地域全体の経済効果も期待できます。
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by takeshi_yamagen | 2010-07-30 07:42 | 園芸高校と総合計画

元史建歴39 「悪魔くん」に夜も眠れなくなりました

 10.7.27
 NHKの朝の連続テレビ小説「げげげの女房」、ついに水木しげるの漫画が世に認められ、「墓場鬼太郎」のテレビ放送の話が進むが、「墓場…」ではスポンサーがつかないとのことで、変わって「悪魔くん」が日の目を見るくだりが放送されている。
 そんな経過は預かり知らぬところだったが、とにもかくにもテレビ化にこぎつけた実写版「悪魔くん」(番組名は「がんばれ 悪魔くん」)の白黒の映像は、当時5歳の私には、あまりに衝撃的だった。
「エロエムエッサイム…」 呪文とも歌ともつかぬ音声をバックに、吉田義夫さん扮するメフィストが地下の魔法陣の中心から現れる…、まずその出だしからしておどろおどろしい。続いて登場したのが、人間を襲う一ツ目のマネキン(首人形)、体中が目玉からなる妖怪ガンマー、長い舌で悪魔くんたちを食べてしまうその名も怪獣ペロリゴン、人間を我が身に取り込んでしまう樹木といった妖怪、怪獣たち、彼らに闘いを挑む悪魔くん、メフィスト…、私は瞬く間に水木しげるワールドに引き込まれていった。
 同時期に放送されていたウルトラマンがその科学性で子どもたちの心をつかんだとするならば、悪魔くんは、恐怖心を駆り立てて彼らの心をつかんだと言えるだろう。  
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by takeshi_yamagen | 2010-07-27 15:34 | 元 史 建 歴

「目ぇ、手術したとこやけど、赤旗読むわ」

 10.7.24
 選挙が終わっても休みなし、加えてこの猛暑、体がちょっと悲鳴をあげていますが、ちょっといい話もありました。
 空港の暖かい空気
 市内南部、空港1、2丁目で日頃から後援会活動に力を貸してくださっているYさんが、選挙中に懇意にしている1丁目のAさんを訪ねたところ、「空港地域では、口に出す人はあまりないけど、共産党への暖かい空気をよく感じることがよくありますねぇ」とおっしゃっていたと伝え聞きました。Yさんをはじめとした後援会の方が、地道に空港地域の要求を取りあげ、私も微力ながら議会内外で実現に向けて努力してきたことが、空港地域の皆さんに少しづつ評価されてきているのかもしれません。
「目ぇ、手術したとこやけど、赤旗読むわ」 
 今朝、石橋1丁目で「赤旗」の配達している時に、全く存じ上げない御婦人から「なに新聞、配ってるの?」と声を掛けられました。私が「赤旗です」と答えると「もう年金生活やからテレビよく見るけど、共産党は国から出るお金もらってないんやって?それはえらいことや」と政党助成金を受け取っていないことを評価してくださいました。「そうそう、共産党は赤旗読んでもらって財政的にも国民に根ざしてがんばっているんです」と私が続けると「市会議員が、早朝から直接新聞届けるなんて他の党はしてへん。(赤旗日曜版は)月800円?目ぇ、手術したばかりで医者から「しばらくもの読むの控えや」て言われてるから、9月から入れて」と購読を約束してくださいました。 
「地域の皆さんの励ましに疲れも吹っ飛びます!」と最後に書きたいところですが、疲れは疲れでやはり残っています…。
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by takeshi_yamagen | 2010-07-24 20:57 | 日本共産党はこんな政党です

池田市の地域分権、せっかくいい制度なのに…②  総合計画基本計画(案)の審議から

 10.7.23
 話は前後しますが、21日から池田市の第6次総合計画(案)の審議が総務委員会で始まりました。
 気になったのは、「地域のことは地域で責任をもって決める」「市民や地域の自らの選択、決定、責任による地域社会の形成…」「市民は…まちづくりに…積極的に参画する責務を有しています」と、やたら地域や市民の責任、責務が強調される内容になっていること。実際、基本構想(案)を作成した同構想審議会の場で「市からまちづくりカルテ(住民アンケート)を地域コミュニティ推進協議会で取るように言われたが、そんなことは聞いていない」と市の業務押し付けに反発する声が出ていました。
 その一方で、市民の税金で運営され、本来まちづくりに責任があるはずの執行機関(池田市)は「…市政の適正かつ円滑な運営に務めます」「…協働によるまちづくりを推進します」と、こちらは単なる努力義務!! これでは市の「責任」転嫁といわれても仕方ありません。
 関連して「地域分権」に代わり「地域主権」なる言葉が出てきているのも気になります。日本国憲法には「主権は国民に存する」とあります。主権者が二つも三つもあるのでしょうか。
 民主主義の発揚を掲げて出発した池田市の地域分権制度。当初の理念からだんだんずれてきているように、私には思えてなりません。
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by takeshi_yamagen | 2010-07-23 17:23 | 園芸高校と総合計画

池田市の地域分権、せっかくいい制度なのに…①  コミュニティリーダー養成講座から

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 今晩、池田市主催の「池田市地域コミュニティリーダー養成講座」に参加しました。
 今回で3回目の同講座(私は初参加ですが…)、まず元岩手県知事・総務大臣の増田寛也さんが「先端都市・池田の挑戦―行政、市民に求められるもの―」と題して基調講演されました。
 増田さんは、地域に予算提案権を与えた池田市の地域分権制度は、直接民主主義の拡大という点で大いに評価できるとし、それが時代の流れでもあると述べられた一方で、地方自治体の条例制定権の拡大、自治立法権の確立も強調され、そのために首長と議会の権限を強める必要があると説かれました。
 後半は、その増田さんに大峯伸之さん(朝日新聞論説委員)、倉田市長を交えたパネルディスカッション。
 会場からは「今、うちの校区では12年後の地域像を考えている」(池田小校区)、という積極的な声も出ましたが、「地域コミュニティの関心は今ひとつ」(五月丘小校区)、「地域が一緒にやろうとなっていない。動かされている感じ」(秦野小校区)、「地域コミュニティを知っている人は25%くらい。50人ぐらいの委員で公金の使い方決めてもいいのか、という声もある」(市議会議長)といった現状を嘆く発言が続きました。
 では、事態をどう打開するか。
 私は、大峯さんの「(他市では)私たちは市の下請けではない、という声もよく聞きます」という発言にヒントが隠されているように思えました。
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by takeshi_yamagen | 2010-07-22 23:41 | 園芸高校と総合計画

一気に石橋も夏本番です

 10.7.20
 梅雨が明けて、駅前の和菓子屋さんの店先に恒例の冷やしあめの水槽が設置されると、いよいよ石橋も夏本番(さっそく私も一杯頂きました)。毎日熱い太陽が照りつけています。と言っても、今のところ猛暑日にはならず、風があることもあって、まだ比較的過ごしやすいようです。
 ところで、昨日、石橋から阪急電車に乗りこむと、車両の中を涼しげにひらひらと飛ぶ黒い物体が目に入ってきました。よく見ると渓流に棲むハグロトンボです。三連休ということで箕面川あたりからやってきて遠出を決め込んだのでしょうか。乗客の目を楽しませていました。
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by takeshi_yamagen | 2010-07-20 11:04 | イシバシ NOW

知の巨人 梅棹忠夫さんがなくなりました

 10.7.18
 千里の国立民族学博物館の名誉館長の梅棹忠夫さんが3日、老衰のため死去。享年90歳。
 私は梅棹さんとは話したこともお目にかかったこともありませんが、その著書『文明の生態史観』で展開された、ユーラシア大陸の両端の日本と西欧の文明が並行して発展したとする説に触れたときの感動を今なお覚えています。しかし、あまりにスケールの大きな話に、これは学問なのか、失礼ながら単なる思いつきなのか、自分の中で消化し切れず、今に至っているのも事実です。また、ローマ字公用語論や関西四都論(大阪、京都、神戸に千里を加える)も然り、残念ながら私の頭はついていってません(梅棹さんの中では当然整合性があったのでしょうが…)。 
 このような学問の面よりも、むしろ梅棹さんからは柔軟な発想の重要性を教えてもらったように思います。まだ「みせてやる」博物館が多い中、展示品に直接触れ、ビデオなどを駆使する「楽しむ」博物館の重要性を国立民族学博物館から教えられ、著書『知的生産の技術』でカードの効用を知ってからは、私はノートに記録することをやめました(08/9/15ブログ参照)。
 梅棹さんの考えが理解できないのは、そもそも頭のできが違うのが最大の理由だと思いますが、私の頭がまだまだ硬いこともその一因であることは間違いありません。 
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by takeshi_yamagen | 2010-07-18 16:32 | 墓碑銘 ー送ることばー

真のサービスとは?

 10.7.15
 先日、石橋の居酒屋で、ある旅館にお勤めのNさんに久しぶりにお会いしました(ということで、本日は久々の居酒屋トークネタです)。
 他愛ない話をしばらくした後、「Nさん、旅館業にとって一番大事なサービスはなんでしょうか」と伺うと「火事を出さないこと」とおっしゃられ、「火事はお客様の命と財産を奪うもの。だから防災訓練や安全教育には気を配ります」と続けられました。「おもてなしの心」や「笑顔を絶やさぬこと」といった答を想定していた私は虚を突かれた形です。言われてみれば当り前のことですが、この当たり前がなかなか目に見えないということでしょうか。
 この話を聞いて思い出したのは、国鉄分割民営化直前の国鉄攻撃。「国鉄は無駄が多い」「職員が無愛想」といった攻撃に、「確かに無愛想な人もいるけど、無事故が最大のサービス、それを誇りにがんばっていることがわかってもらえないのがくやしい」と国鉄マンの友人は嘆いていました。そうそう「国鉄職員は勤務時間中に風呂に入っている。民間では考えられない。けしからん」と言う攻撃もありましたね。しかし、乗務の間に風呂に入って心身ともにさっぱりして、それが安全運転につながるのなら、そんなに非難されるべきことではなかったのではないかな、と私は思います。日勤教育という懲罰までちらつかせ、社員を極限まで追い詰め、大事故を起こしたJR西日本の営利至上主義を見せつけられているだけになおさらです。
 人は、とかく新しいことや奇抜なことに目を奪われがちですが、真のサービスとは日常繰り返されるごく当たり前の仕事の中にあることを、もっと考えるべきではないでしょうか。
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by takeshi_yamagen | 2010-07-15 06:50

選挙が終わっても休めません

 10.7.14
 選挙が終わってふと気がつくと、ワールドカップはスペインの優勝で幕を閉じ、阪神がいつの間にか首位巨人を猛追(昨日は負けましたが…)、相撲はテレビ中継がないのはやっぱり響き、はっきり言ってやってるのかどうか、よくわからない感じです。私事ではこの間たまった諸々のこと―例えばカメラの修理、新聞のスクラップ、自動車保険の切り替え、部屋の掃除、等々―を片付けなければなりません。
 市議会に目を転じると、6月議会ははるか昔の出来事のよう。しかし、同議会で閉会中の総務委員会に付託された第6次総合計画の審議が間もなく始まります(21日から)。池田市の今後10年の行方を決める大事な計画、しばらくはその学習で控室に缶詰めです。
 選挙が終わってもなかなかゆっくりさせてもらえませんね。
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by takeshi_yamagen | 2010-07-14 07:32