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派遣労働者の命がかかっているのだ! ーいすゞ自動車との息詰まる交渉ー

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 1,400人の派遣・期間労働者を12月末で全員解雇することを打ち出したいすゞ自動車。11月26日、志位委員長、小池参院議員らが交渉に乗り込みました(以下はその大要です)。
 いすゞ「仕事が劇的に減ったので契約途中で解雇することにした」
 志位「有期雇用の途中解雇は、企業が倒産の危機にあるなど「やむを得ない事由」を除いて禁止している(労働契約法第17条1項)。いすゞは減益といっても600億円の経常利益を見込み、株主配当を17億円も増やす計画をたてているではないか。これが「やむを得ない事由」なのか」
 い「『(臨時従業員)就業規則』では「会社の都合により雇用の必要がなくなったとき」には契約期間中でも解雇できるようになっている」
 志「会社の都合でいつでも解雇できるとするいすゞの就業規則自体が法令に反している」
 い「法令を見定めてやっているつもり…」
 小池「いすゞは3月に派遣をなくして正社員と期間労働者にしていくことを表明したばかり。ところが正反対のことをしている。約束違反ではないか」
 い「仕事がないので…」
 志「(党本部に寄せられた「会社は死人が出ないとわかってくれないのか」といういすゞ自動車労働者の切実な声を読み上げて)いすゞは労働者を歳末の寒空に放り出して、大量のホームレスを作るつもりか!」
 まさに1,400人の労働者の命がかかった息詰まる交渉。いすゞ側は最後には①来年3月の期間満了までは寮に住めるようにする、②再就職について最後までフォローする、③(労働者から)申し出があれば、誠意をもって対応する」と約束しました。
 なお、交渉の詳細は11月27・28日付『しんぶん赤旗』(日刊紙)に掲載しています。ぜひご覧ください。

追伸:それにしてもいすゞ自動車の労働組合はなにをしているのでしょうか。

by takeshi_yamagen | 2008-12-02 10:15 | 市 議 会 日 誌  

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