ワークシェアリングと株主逃出し論を質す

 09.1.13 
 派遣労働者をはじめとした労働者の戦いを前にして、経団連の御手洗会長はワークシェアリングを言い始めました。非正規雇用労働者の雇用を守るために、正社員の労働時間と賃金を減らすというものです。一見したところもっともらしい言い分ですが、どんなに景気が悪くとも、自分たちの溜め込んだ内部留保(大企業全体で230兆円!)には手をつけず、あくまでもそのしわ寄せを働く者に押し付けようという許しがたい魂胆です。
 もう一つ、一部の学者を中心に言い出されているのは、雇用を守るために内部留保を取り崩すと株主が逃げていくというもの。
 しかし、東京証券取引所の株式の売買の6~7割はアメリカ人を中心とする外国人投資家によるものです。短期的な株の売買でもうけることだけが目的であり、日本の経済を長期的に見るなどといった観点など全くないアメリカのばくち稼業の輩を儲けさせるために、なぜ日本の労働者が首を切られなければならないのかと私は問いたい。
 株主が逃げるというならば、外国から簡単にやって来て、簡単に逃げ出せる外資頼みの仕組みを作り上げた、橋本内閣以来の金融規制緩和(ビッグバン)路線をまず見直すべきです。
 体制側がいかに言い繕おうとも、大企業の労働者へのしわ寄せ路線、外資頼み路線は破綻せざるを得ないのです。  

 
by takeshi_yamagen | 2009-01-13 17:18 | 建声元語 ―よもやま話―

日本共産党 前大阪・池田市会議員  山元たけしの日々の活動を綴ります


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