母の友だち
2009年 04月 17日
09.4.17
もうひとつだけ、母の話をさせてください。
母の死去を先月30日にブログに書いたところ、数人の方からお悔やみのメールを頂戴しました。そこには前の職場の上司や、しばらく会っていない小中学校時代の友人など、思いがけない人の名前もあり、恐縮の極みです。また、中学時代の恩師の先生からは丁寧なお手紙を頂戴し、先生が母と学校で会われた際の思い出を教えていただきました。その後も「新聞の死亡記事を見ました」「お母さんには本当によくしていただいたのよ」と幾人もの人が話しかけてきてくださいました。皆さん、本当にありがとうございます。
お話を聞いて改めて思うのは、母は友だちが特に多かったというわけではないのですが、決して友だちをわけ隔てしなかったということ。相手の家柄や職業、学歴、支持政党などお構いなし、様々な理由でまわりから少し疎ましく思われていた人とも母は結構なかよしでした。また、自分から友人関係を絶つようなこともなかったようです。
そんな母の性格がふわっとした安心感を醸し出していたからでしょうか、知り合いの子をしばらく預かることがちょくちょくありました。学校から帰ると知らない子が家の中を走り回っていて、驚く私に「ちょっと忙しいから見といてくれへんて、○○さんから言われたんや。かわいい子やろ」と嬉しそうに話していたことが思い出されます。
説教するようなことは一度もなかったけれど、母は態度で人との付き合い方の基本を教えてくれました。
もうひとつだけ、母の話をさせてください。
母の死去を先月30日にブログに書いたところ、数人の方からお悔やみのメールを頂戴しました。そこには前の職場の上司や、しばらく会っていない小中学校時代の友人など、思いがけない人の名前もあり、恐縮の極みです。また、中学時代の恩師の先生からは丁寧なお手紙を頂戴し、先生が母と学校で会われた際の思い出を教えていただきました。その後も「新聞の死亡記事を見ました」「お母さんには本当によくしていただいたのよ」と幾人もの人が話しかけてきてくださいました。皆さん、本当にありがとうございます。
お話を聞いて改めて思うのは、母は友だちが特に多かったというわけではないのですが、決して友だちをわけ隔てしなかったということ。相手の家柄や職業、学歴、支持政党などお構いなし、様々な理由でまわりから少し疎ましく思われていた人とも母は結構なかよしでした。また、自分から友人関係を絶つようなこともなかったようです。
そんな母の性格がふわっとした安心感を醸し出していたからでしょうか、知り合いの子をしばらく預かることがちょくちょくありました。学校から帰ると知らない子が家の中を走り回っていて、驚く私に「ちょっと忙しいから見といてくれへんて、○○さんから言われたんや。かわいい子やろ」と嬉しそうに話していたことが思い出されます。
説教するようなことは一度もなかったけれど、母は態度で人との付き合い方の基本を教えてくれました。
by takeshi_yamagen | 2009-04-17 12:30 | 山元のすべらない話