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意見書に鍛えられます 

 09.7.1     
 自治法99条の2では当該地方自治体の公益に関する事件について、議会は関係行政庁(国会、裁判所は含まれない)に意見書を提出できることになっています。意見書そのものは関係行政庁を拘束するものではないのですが、住民多数の要求を、議会の意思として国政にむけて提起するという意味で重要なものです。
 6月議会では、以下の五つの意見書(案)を日本共産党市会議員団として提出しました。
 1、核兵器廃絶条約の締結を求める意見書(案)
 2、物価上昇に見合う年金引き上げを求める意見書(案)
 3、保険でよい歯科医療の実現を求める意見書(案)  
 4、自主共済制度の保険業法適用除外を求める意見書(案)
 5、所得税法第56条の廃止を求める意見書(案)
 どれも国民の切実な要求ですが、結局、3の歯科医療の意見書が全会派の一致を見て、池田市議会の総意として関係機関に送られることになりました。
 さて、この意見書(案)つくり、実は結構大変な作業。と言うのも、議会前になると、各方面から意見書採択の要望が文案を添えて送られてくることが多いのですが、情勢が進んで文章自体が古くなっていることや池田の実情と少しずれることがあるので、そのまま提出するわけにはいかず、文章を練り直さねばならないからです。
「主語と述語あってへんでぇ」
「そこ省いとこ、ちょっとくどいわ」
「なに言いたいんか、ようわからん!」
「ここだけ、文章砕けすぎてて全体から浮いてるなぁ」 
「この文章、格調高くてええがな」
 共産党の議員5人が相互批判に自己批判、さらには自画自賛を繰り返しながら、完成させていきます。
 いやぁ、文章能力が鍛えられるわ。 

 明日、2日(木)午後7時より天神会館において私の市政報告会を開催いたします。どうかお誘い合わせのうえ御参集ください。

by takeshi_yamagen | 2009-07-01 22:38 | 池田市議会 ここだけの話  

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