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市民参加と代表性 ー狛江市の総合計画に学ぶー

 09.10.22
市民参加と代表性  ー狛江市の総合計画に学ぶー_c0133503_181936.jpg 地方自治体は、今後10年、20年の市政のあり方を示した総合計画を作成します。池田市でも2011年度からの第6次総合計画を作成中です。
 さて、20日に訪れたのは東京都狛江市。同市では池田市に1年先立つ形で2010年度から始まる第3次基本構想の作成が進められています。
 市民参加で基本構想つくり
 お話を伺って大変参考になったのはその作成段階では学識経験者や行政関係者のみならず、市民の参加を大変重視していることです。
 市民フォーラムの開催、パブリックコメントの設置はもちろんのこと、基本構想の元になる基本計画の策定に到る審議会や、その分科会など各段階で市民参加を進めています。その委員の募集も、自ら応募してきた方(公募市民委員)以外に、無作為抽出した市民に案内を送ってまでして応募を呼びかけているという念の入れよう(一般市民委員)。小中学生の意見も大いに参考にしているとのことでした。
 このように市民参加の重視は、基本構想の作成のみならず狛江市政を貫く基本姿勢のようでしたが、参加する市民が固定化してしまう傾向がある、自らの意見が通らないと「市の市民参加は不十分」といった主張をする人がいる、などといった苦労話も伺いました。
 しかし、狛江市の評価できることは、たとえ意見が衝突することがあったとしても、市民との話し合いを粘り強く繰り返されたことです。その結果、「市に言うだけでなく自分たちも動こう」という機運が生まれ、基本計画作成の過程でも市民が無報酬で自主的に審議会を開いてくれるまでになったという話は感動的ですらありました。
 代表性の有無
 市民参加とともに狛江市から学ぶべきだと感じたことは、代表性を重視している点です。審議会その他での市民の意見はそのままでは決して市民全体の意見とはなり得ず、それが市民に選ばれた、つまり代表性を有する市長や市議会議員の判断との間にある決定的な違いであるとの認識です。平たく言えば、市政の様々な局面で市民の参加を積極的に行い、市側も十分耳を傾ける、しかし、最終的な判断は市当局と市議会が行うということ。
 この狛江市の原則を踏まえた柔軟な市政運営は、池田市の地域分権制度を考える上でも大変参考になるのではないでしょうか。
 なお、狛江市は絵手紙発祥の地です(写真)。
by takeshi_yamagen | 2009-10-22 11:50 | 園芸高校と総合計画

日本共産党 大阪・池田市会議員  山元たけしの日々の活動を綴ります


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