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「私が○山×男衆議院議員です」 ―日本語、ウチとソト、ウエとシタ―

 10.1.7
 藤井財務大臣辞任を巡る鳩山首相の発言が気になります。「(藤井大臣の)辞表を受け取らせて頂きました」、「(菅氏に財務大臣就任を)快諾して頂きました」等々…。当事者の3人とも閣僚であり、民主党員であるわけで、鳩山さんから見ると身内。その身内の人間のことを第三者に話す際に敬語を使うのはやはりおかしいのではないでしょうか。「辞表を受け取りました」「快諾しました」で十分です。
 そんな中、先日ある衆議院議員(民主党)が「私が○山×男衆議院議員です」と一般の聴衆の前で自己紹介されたのにはびっくりしました。「そこは「衆議院議員の○山でございます」とへりくだるところやろ!」と心の中で思わず突っ込んでしまいました。ちなみにこの衆院議員、英語が堪能であることが「売り」のようなのですが、まず日本語の勉強をされた方がよいのではないでしょうか。「市会議員の山元」から御忠告申し上げる次第です。
 いつも「馴れ馴れしい」と言われている私が言うのも少々説得力に欠けるのですが、別に民主党に限らず、ウチとソト、ウエとシタを絶えず意識する日本語の敬語の原則が、今、乱れてきているのを、私は大変危惧しています。
 ところで、先日息子の担任の先生が「憲史君は「お父さんは…」といわずに、ちゃんと「父は…」と言いますよ」と褒めてくださいました。親ばかながら一安心です。
 

by takeshi_yamagen | 2010-01-07 10:13  

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