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阪神淡路大震災15年に思う 

 10.1.20
 あの日から15年。
 正直なところ、1月17日前後の新聞はあまり読みたくありません。
 苦しんでこられた被災者、遺族の話を読むのはやはりつらい。その思いに心寄せたい、いや寄せねばならない、しかし、どうしたところで皆さんの深い悲しみを癒すことはできないと思ってしまうから…。
 ところで、自身が生まれる一月半前に起こったこの大災害に、今まであまり関心を示さなかった息子が、今年は「大阪は震度なんぼやったん?」と聞いてきたり、震災の特集番組を熱心に見たりしています。高校受験を前にした今、震災報道を通じて、人生や進路について彼なりに真剣に考えるようになってきているのかも知れません。
 今、私にできることは、わが息子を始めとした地震を知らない子どもたちに、あの日のことを自身の体験も交えて伝えていくこと、あの地震の教訓を活かして、災害に強い池田の街をつくっていくこと、それぐらいでしょうか。そして、それが被災者の悲しみに最大限心寄せることにつながっていくと信じたいのです。

by takeshi_yamagen | 2010-01-20 12:40  

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