人気ブログランキング |

平成21年度決算反対討論から① 債権回収センター設置は反対です

 6日の本会議での私の平成21(2009)年度一般会計決算に対する反対討論を6回にわたって掲載します。

 議案第65号平成21年度池田市一般会計歳入歳出決算の認定について、私は日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。
 本決算は歳入370億1,089万1,409円、歳出361億6,055万9,868円、差し引き8億5,033万1,541円の黒字決算となっております。
 これで池田市は9年連続の黒字決算となり、平成21年度の諸基金へのため込みは40億4,300万円となりました。
 平成21年度事業の中で消防本部庁舎・訓練塔耐震補強工事、高規格救急自動車購入、妊婦健診の14回実施をはじめ母子保健事業の拡充、保健福祉総合センターの開設、生活保護世帯への火災警報器給付費、離職者住宅手当給付金、池小体育館改築事業や学校耐震補強事業は評価するものですが、以下の点で容認できないので、本決算に反対します。 
 第一は、福祉施策の後退です。 
 長引く不況で生活困窮者が増加する中、生活資金貸付金を減額したことは問題です。
 また、喜寿の祝金支給の停止、米寿の祝金が3万円から2万円に減額をその内容とする長寿祝い金の改悪が平成21年度から完全実施され、お年寄りの間からは「後期高齢者医療制度で国から見捨てられ、今度は市に見放されたようだ」との声が出ています。お年寄りのささやかな喜びを奪う長寿祝金制度の改悪は問題です。
 さらに、厳しい経済状況の下で市内事業所は減少の一途をたどり税収減、滞納件数の増加の中、債権回収センターまで設置して税や国保料の徴収を強化し、さらには差し押さえまで実施していることは問題です。
 売り上げの減少で納付が少し遅れると厳しく督促されたとの話も聞き及んでいます。資産調査をし、悪質な納税者のみ差し押さえを実施しているとの答弁でありましたが、実際には分納できることも知らされず、納付すべき金額が払えないため、呼び出しにも応じられなかった納税者もおり、それらがすべて悪質な納付義務者であるとは言い切れない厳しい生活実態があります。
 一方で減免要綱がありながらほとんど活用されず、生活困窮での減免は9件と近隣市に比べても非常に少ない実施状況にあります。
 取立てを強化しても滞納件数が増えている現状は、経済環境を改善させない限り問題の解決に到らないことを示しており、地元業者の育成、福祉施策の充実こそが求められます。
by takeshi_yamagen | 2010-12-08 00:34 | 市 議 会 日 誌 (2007~15)