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財界シンクタンクが「賃上げを…」そして、あのトヨタまで

 11.1.8
 4日のわが党の旗びらきで、志位委員長は富士通総研のエコノミストが連合の会合で「来年の春闘は4%の賃上げを目指せ」と題して講演を行ったことを紹介しています。
 その内容は「10年間賃金が下がり続けているのは先進国では日本だけ。その結果が内需の低迷、労働意欲の低下など経営側にとっても好ましくない」とし、さらに「企業は200兆円という現金をため込んでいるが、成長のための投資や、適切な分配は忘れられている」と膨大な内部留保にも苦言を呈するものであったといいます(志位挨拶の全文は「しんぶん赤旗」(日刊紙)5日付をご覧ください)。
 労働組合の会合で財界側のシンクタンクの人が、まるで「赤旗」にそのまま載せてもいいような大企業批判を展開せざるを得ない…、そこに今の日本経済の異常ぶりが示されているといってよいでしょう。
 また、5日付一般紙は自己の都合のいいように派遣労働者の採用、雇い止めを繰り返してきた、あのトヨタが派遣労働者400人を正社員化すると伝えています。
 大幅賃上げを!
 正社員が当たり前の社会を!
 労働者の粘り強いたたかいが、今結実しつつあります。

by takeshi_yamagen | 2011-01-08 07:52  

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