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震災復興と地震対策強化についての申し入れ

 11.3.17
 15日、日本共産党池田市会議員団は、以下の申し入れを市長に行いました。全文を掲載します。

 東日本大震災の被災者救援・復興の支援に全力を尽くすとともに、池田市における東南海・南海地震、東海地震の連動を想定した地震対策の強化と備蓄に関する要望書
 3月11日、三陸沖を震源とする巨大地震は観測史上最大の9.0を記録し、被害は未曽有の規模で広範囲に及んでいます。人的・物的被害が極めて甚大であり、原発の爆発事故や放射能汚染、石油コンビナート火災など複合的被害が広がっています。
 日本共産党は被害の深刻さからみて「いっせい地方選挙を全国的に延期してでも、全国民、全自治体が救援と復興に党派を超えて力を集中すべき」と主張しています。
 いま、何をおいても救援・復興に全てを傾注すべきですが、同時に池田市においては東南海・南海地震、東海地震の連動を想定した地震対策の強化が求められます。
 本市においては自主防災組織は全小学校区に組織され「池田市地域防災計画」の毎年修正、「地震防災緊急事業5カ年計画の推進」などにより検討を加えられているところです。
 日本共産党池田市会議員団としては「2011年度予算編成に対する要望書」のⅣ項に、「災害に強い安全なまちづくり」を要望しております。
 今回、3月議会開会中に発生した東日本大震災の支援金500万円の追加補正とともに、池田市の防災備蓄に関しても補正予算が組まれるとのことですので、改めて防災対策全般について要望いたします。

                 記
1、地震防災計画は、東南海・南海地震、東海地震などの連動を想定した計画に改めること。
2、大震災の教訓を生かし、観測と予知体制、情報公開、消防力の強化をはかること。
3、公共施設の耐震診断を早急に行い、耐震強度を高め、学校校舎・体育館など安全な避難場所の確保、避難路の整備、耐震性地下貯水槽の増設など、即応体制を確立すること。
4、備蓄品については既に備蓄されているものに加えて以下の点を要望します。
   ・防災用自転車(タイヤの空気漏れが起こらないもの)
   ・哺乳瓶(ガラス製を避け、割れないもの)
   ・出産に備えた対策
   ・携帯電話の充電器(各社のジャック)                以上 

by takeshi_yamagen | 2011-03-17 12:25 | 東日本大震災と原発  

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