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侵略戦争を正当化し、日本国憲法をゆがめる教科書は不採択となりました

 11.8.12
 昨日、生まれて初めて来年度から市内の中学校で使われる教科書を選定する教育委員会定例会議を傍聴しました。
 理由は育鵬社、自由社版の歴史・公民の教科書が採択される恐れがあったからです。詳細は他に譲りますが、両社の教科書はともに日本の侵略戦争を正当化する一方で、天皇主権の大日本国憲法を美化、国民主権の日本国憲法をアメリカの押付けとして軽視するなど極めて恣意的な内容で、侵略戦争を遂行した戦前の体制を美化する政治的意図に貫かれたものです。
 会議は、教科ごとにまず教科書選定委員会の審議内容が簡単に報告された後に、5人の教育委員によって最終的にどの教科書を採用するか決定するという形で進められました。
 国語、書写、社会(地理的分野)と次々教科書が決まり、いよいよ社会(歴史的分野)です。
 冒頭、A委員が「学術的に確立されていない事象について慎重にするのが、教科書つくりの根本」との原則から、自由社の「古事記」や「日本書紀」のとりあげ方などに疑義を呈され、「自由社、育鵬社は別扱い。教科書にするには程遠い」と発言されると、B委員も「解明していない、あるいは評価が分かれるものを教科書に出すのはどうかと思う」と、A委員に賛同され、続く社会(公民的分野)も含めて、結局両社の教科書は不採用となりました。
 
by takeshi_yamagen | 2011-08-12 22:48 | 歴 史 夜 話