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「翌日、みんな死んでいました…」 ―被爆者Kさんの証言―

 11.8.17
 ご近所の「赤旗」読者Kさんは広島の被爆者です。
 先日集金に伺った時、「あぁ、またいやな8月がやってきました」とおっしゃりながら当時のことを話してくださいました。
 爆心地から南東1.5kmの竹屋国民学校の2年生だったKさんは、やけどはおったものの一命をとりとめ、翌7日にお兄さんに負われて広島市西方の宮島に近い廿日市まで避難。
「今82歳のその兄は何度もガンに襲われたのに、私はそんなことなかった。同じように行動したのになぜでしょうねぇ」そして「7日の朝、前の日はやけどを負いながらも生きていた人が、みんな死んでしまっていたのを子供心によく覚えています」と続けられました。
 私が「廿日市まで相当距離がありますが親族の方でも頼って行かれたんですか」と尋ねると「いいえ。地域ごとにどうも空襲時の避難場所が、事前に決まっていたようなんです」とのこと。
 最後に「今まで被爆体験はあまり話さなかったけど、今は話しておかなければと思っているの。手記も書いているから、山元さんもまた読んでくださいね」とおっしゃり、「だって、あんなことは二度と繰り返してはいけないでしょ」と結ばれました。
by takeshi_yamagen | 2011-08-17 22:50