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「小学校守れ」の声を自民・公明・市民クラブ・民主・まちの見張り番が否決 ②

 12.3.31
 今回の陳情・請願の討論を通じて各党の体質も市民の前に明らかになりました。
 まず、自民党議員は反対討論の冒頭で1万5千の署名にまず難癖をつけてきました。市外の人が多いというわけです。これには傍聴した市民の間から「市外の人の中には池田の小中学校の卒業生や市内に勤務している方なども含まれてる」「小学校つぶしが池田から波及してきてこられたら困るといって署名した人もいるんやで」「住まいはどこであれ、みんな子どもたちの未来を思いやって署名をしてくださったわけで、なんと失礼な発言か」と怒りの声があがっていました。
 また、文教病院委員会ではわが党とともにこれらの陳情・請願に賛成した民主党議員は「統廃合計画が市の予算上からも大きな問題をもっていることから計画を撤回するべきである」「細河小統合に地域から大きな反対が出ている」「小規模校でこそ子どもに寄り添った丁寧な教育ができる」とまで述べておきながら、最後の採決では退場という理解に苦しむ態度をとりました。聞くと民主党内で意見の一致をみなかったからとのこと。最後に市民の期待を裏切る点は国政と変わらないようです。
 なお、市民クラブと公明党は討論に参加しませんでした。
 特に公明党は文教病院委員会では委員長が同党所属議員であったので討論に参加せず、自ら唯一の意見表明の機会を放棄してしまったことになります(市民クラブは委員会で請願採択に反対の立場で意見表明を行いました)。
 公明党は昨年の市会議員選挙で小中一貫教育の実現を公約に掲げ、現在も一貫校の素晴らしさを宣伝しているわけですから、自らの立場を大いに語れるチャンスであったのに不思議です(私が彼らの立場ならここぞとばかりに「小中一貫教育の素晴らしさ」を主張しますけど…)。いずれにせよ、池田市の未来に関わる大事な問題でひと言も意見を述べないというのはフェアーな態度とは言えないのではないでしょうか。
 

by takeshi_yamagen | 2012-03-31 17:03 | 守ろう!みんなの小学校  

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