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今、池田で古墳の保存・整備が進みつつあります

 12.7.13
 中国の歴史書から日本の記述が全く消えてしまう4世紀―、
 当時の日本列島の様子を伺う資料は考古資料しかなく、私たちのまち池田では娯三堂古墳と池田茶臼山古墳(五月丘1丁目)の2つの古墳にほぼ限られるのですが、茶臼山古墳はひと雨ごとに墳丘の土が流れていくような状態です。
 先月26日の一般質問で、早急に保存策を講じるよう求めたところ、「今後必要な発掘調査も施した上で総合的な保存整備計画を作成し、墳丘の崩壊の激しいところについては今年度中に保護策を講じる」との答弁がありました。
 また、6月議会には五月山の緑を守るために畑3丁目の山林―かつて動物霊園予定地になっていた土地です―の買い取りに関連する補正予算も可決されたのですが、実はその範囲内にも6世紀の古墳(善海1・2号墳)があるのです。井口堂1丁目の二子塚(稲荷山)古墳に続いて、一時は破壊が心配された古墳が保存されることになりました(09/10/4付ブログ参照)。
 破壊された古墳が多いのも事実ですが、近年池田茶臼山古墳、稲荷山古墳、善海古墳群と、貴重な古墳が保存され整備が進むことになり、こんなに嬉しいことはありません。

 7月16日(祝)午後2時より石橋会館(石橋南小北側)で私の市政報告会を開催いたします。お誘い合わせのうえお越しください。

by takeshi_yamagen | 2012-07-13 23:37 | 市 議 会 日 誌  

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