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浜岡原発は海のすぐそば、津波が襲えばどうなるでしょうか

 12.9.7浜岡原発は海のすぐそば、津波が襲えばどうなるでしょうか_c0133503_19354272.jpg
 先日お伝えした総務委員会の視察の帰路は飛行機を利用しました。
 幸い窓際の席で「眼下の景色を眺められるかな」と期待していましたが、残念ながら東京周辺は曇。しかし離陸後徐々に雲が切れてきて、緑の丘陵、そして水田と茶畑と思しき農地が重なる景色の向こうに鳥の爪のような岬が見えてきました。静岡県御前崎です。そしてその右手前には海岸線とほとんど接する白い点―中部電力浜岡原子力発電所―が確認できました。
 先月29日国の有識者会議が発表した南海トラフ巨大地震の被害想定では、浜岡原発のある御前崎市では中部電力が建設予定の防潮堤(18m)を超える最大19mの津波が襲い、想定される震度7の地震で重要な機器の損傷が起こる恐れも指摘されています。そうなれば御前崎周辺は福島同様人が住めない土地となり、眼下の水田や茶畑の広がる風景もたちまち失われていくことでしょう。
 やはり日本は原発のない国へと踏み出さなければなりません。

by takeshi_yamagen | 2012-09-07 19:40 | 東日本大震災と原発  

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