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暑くて熱い戦いが繰り広げられました ―第4回社会人落語日本一決定戦―

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 8日、池田の恒例行事となるつつある「第4回社会人落語日本一決定戦」が開催され、市内8ヶ所で開かれた予選を勝ち抜いた10人の方が決勝戦に臨まれました。
 今年は銀行にお勤めの金河岸亭(かねかしてい)とも助さん(東京)の仕事の経験も織り込んだ「豆屋」、普段の九州弁丸出しのこそだ亭舞扇さんの「桃太郎」(長崎)、あるいは同じく長崎の長楽亭凡太さんの「紙入れ」など、自らの経験や日常生活をうまくアレンジした古典落語の熱演が多かったのですが、結局4代目名人の座を射止めたのは、昨年三流亭楽々さん(新潟)の創作落語「老婆の戦術」でした。
「空き巣に入られた」と相談に来たおばあちゃんがツイッターやフェイスブックを駆使して警官をやりこめる―、元警官という自らの体験も織り込んだ熱演に会場は爆笑につぐ爆笑。納得の日本一です。この楽々さん、実は昨年準優勝者で、「なにか不祥事おこして警察やめたんですか?」と審査員の三遊亭円楽師匠にいじられていた方。めげずに?再挑戦されてみごと栄冠を勝ち取られたわけです。金河岸亭とも助さんは僅差で2位、長楽亭凡太さんは3位、こそだ亭舞扇さんは市長賞を獲得されました。
 ところで、今回の会場は場所が押さえられなかったとかで空調設備のない池田小学校体育館。演者にとっても観客にとっても暑い熱い決勝戦となってしまいました。

by takeshi_yamagen | 2012-09-12 09:54  

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