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教育長、それでもあなたは学校をつぶしたいのですか? ―代表質問のやりとりから―

 13.3.12
 7日の代表質問でのわが党の難波議員と村田教育長のやり取りから。
難「細河小中一貫校構想は見直すべきだ」
村「各学年1クラスではクラス替えがなく人間関係が固定する。だから学校統廃合して一貫校が必要」
難「小中一貫校では9年間人間関係が固定するではないか。1クラスがだめだというならば少人数学級を充実して複数クラスにするのが先ではないか」
村「小中一貫教育を研究してきて、小中の教師が学校間を移動するよりも一つの学校にいる方がいいということになった」(「子どもたちが(近くの学校がなくなって)大変な距離を移動するのはいいのか!」の声がとぶ)
村「反対意見の人にも理解してもらう」
難「自治会の動向や署名を見ても細小校区は学校つぶし反対、伏尾台小校区は延期の声が圧倒的。その声を無視して進めてはならない」
村「現役のPTAの皆さんには理解していただいているので…」(全体集会を開いたわけでもなく、決してPTAの総意ではない。山元注)
難「大東市では学校統廃合をやめてくれとの遺書を残して小学生が自殺し、品川区の小中一貫校では半年の間になんと3人の子どもたちが自殺している。子どもたちの声を聞いているのか」
村「…」(答弁なし)
 このように細河小中一貫校推進の立場こそ崩しませんでしたが、教育長は防戦に必死の感は否めず、市民の皆さんの「学校守れ」の運動とこれまでの議会論戦が、ここにきて一気に教育委員会を追い込んでいることが手にとるようにわかった代表質問の攻防でした。 

 ところで3月議会に提案されている2013(H25)年度当初予算には小中一貫校建設予算は見当たりません。どうも市長は計上しなかったようです。
 村田教育長、戦後初めて小学校つぶした教育長として池田市の歴史にその名を残すことはひとまずは回避されたようです。よかった、よかった。

by takeshi_yamagen | 2013-03-12 01:48 | 守ろう!みんなの小学校  

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