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「今」を生きる者は、戦争へつながる道はどんな小さなものでも見過ごしてはいけないのです

 13.5.14
 「共産党は考えすぎやで」とこないだお会いした近所のYさんに言われ、「日本は平和やし、戦争になるていうけどそんなん絶対なれへん」と続けられました。
 私はこれを聞いて共産党の幹部であった蔵原惟人氏(1902~91)が、氏の青春期と重なる大正デモクラシーの時代(1920年頃)は往来を兵隊が歩くのすらはばかられる反戦の空気が街に満ちていて、まさかその後日本が戦争の坂道を転げていくとは誰も思っていなかったとどこかで述懐していたことを思い出しました。
 確かにその後の日本の歴史は1920年頃を起点にするならば、5年で反戦の声が封じられ(治安維持法)、10年で中国の侵略に乗り出し(満州事変)、15年でそれが全面戦争となり(支那事変)、20年で米英と開戦、25年で悲惨な結末を迎えたのです。
 確かにYさんの言うように「考えすぎ」かもしれません。しかしそれは歴史を後で振り返った時に言うべき言葉。戦前の日本の歴史を見るならばどんな時代であっても「今」を生きる者は「戦争へつながる道はどんな小さなものでも見過ごしてはいけない」(吉岡吉典元日本共産党参院議員)のです。
by takeshi_yamagen | 2013-05-14 16:36