お構いなく…
2013年 09月 12日
13.9.12
数か月前、ツイッターで、福島県いわき市に住むある方の投稿を見かけた。
男性の方だが、アイコンの写真は幼い女の子だった。プロフィール欄には「あの日『行ってきます』とドアを閉じた、在りし日の愛する娘」との説明書きがあった。その時見たその方の投稿には、「夕飯はいつも5人分」という短い文章と、食卓の写真が載っていた。帰って来ない娘さんの席に、かわいいお皿とラーメン、ウインナー、お芋が並んでいた。2年間、そうしてきたのだろうか。今もそうしているのだろうか。
その方は今も、地域の様子や自分の心境を投稿し続けている。東京オリンピック招致には、こんなつぶやきをしていた。
「どうぞ250キロ離れた安全なところで、世界に感動を与え、東京に経済効果を生み出してください。お構いなく。」
胸が切り裂かれる思いがする。
※大西航さんのFB記事より(本人の了承済。一部加筆修正)
数か月前、ツイッターで、福島県いわき市に住むある方の投稿を見かけた。
男性の方だが、アイコンの写真は幼い女の子だった。プロフィール欄には「あの日『行ってきます』とドアを閉じた、在りし日の愛する娘」との説明書きがあった。その時見たその方の投稿には、「夕飯はいつも5人分」という短い文章と、食卓の写真が載っていた。帰って来ない娘さんの席に、かわいいお皿とラーメン、ウインナー、お芋が並んでいた。2年間、そうしてきたのだろうか。今もそうしているのだろうか。
その方は今も、地域の様子や自分の心境を投稿し続けている。東京オリンピック招致には、こんなつぶやきをしていた。
「どうぞ250キロ離れた安全なところで、世界に感動を与え、東京に経済効果を生み出してください。お構いなく。」
胸が切り裂かれる思いがする。
※大西航さんのFB記事より(本人の了承済。一部加筆修正)
by takeshi_yamagen | 2013-09-12 01:05 | 山元のすべらない話