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無責任極まるとはこのことです ―公社問題をめぐる「まちの見張り番」の態度について―

 13.10.5
 N議員(「まちの見張り番」会派所属)、あなたの9月議会一般質問を聞いて私は腰を抜かすほど驚きました。
 あなたは「このような団体(公共施設管理公社)に当市の補助事業や委託事業をまかすことができるのか」と言ってのけましたね。この発言は池田市の補助事業や委託事業で運営されている同公社の存続を事実上否定するものに他なりません。
 N議員、あなたは同公社設立が審議された1989(H1)年3月議会でどういう態度をとられたか。「池田市公共施設管理公社の設立に努力された理事者に賞賛を送ります」とまで言いきり、その設立に賛成されたではないですか。よもやお忘れになったわけではないでしょう。
 自身のあまりに無責任な発言に対し、議場から思わず野次が飛んだのを見たあなたは「私は公共施設管理公社を解体するつもりはない」とあわてて言いなおされ、今度は議場に失笑が漏れていたこと、あなたはお気づきでしたでしょうか。 
 実はあなた方「まちの見張り番」所属議員の同公社問題をめぐる無責任な発言はこれにとどまりません。同じ「まちの見張り番」会派所属のA議員は今年3月議会の2013(H25)年度一般会計討論で「第三者委員会の結果を見ずに公共施設管理公社の予算執行は賛成できない」と激しく公社を批判した直後に「五月山動物園の事業は今後も期待している」と発言、議長から「五月山動物園は公共施設管理公社が運営していることを理解しておいてください」とたしなめられたのは記憶に新しいところです。
 あなた方「まちの見張り番」が政治的一貫性も理念のかけらも持ち合わせず、時々の市民の表面的な注目を集め歓心を買うことによってのみ生きながらえる集団であることを図らずも改めて確認できたこと―、9月議会の大きな収穫であったとうれしく思っている次第です(11/10/7・8、13/10/4付ブログ参照)。

by takeshi_yamagen | 2013-10-05 08:52 | 市 議 会 日 誌  

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