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ルビコン川、みんなで渡れば怖くない ―長谷部・小林両氏の「決起」に思う― ①

 15.6.18 
 憲法審査会の参考人として「戦争立法は違憲」と証言した長谷部、小林両憲法学者が15日記者会見を行いました。
 両氏とも「戦争立法は撤回すべき」と改めて主張、その違法性を次のように指摘してきしました。
 小林「我が国は憲法上、海の外に軍隊と称するものを出すことはできない。交戦権もない海上自衛隊が、外でドンパチやったら国際法的に見たら海賊になる。勢い余ってよその国の領土にあがったら山賊になる。当然の帰結として、我が国は海外へ兵隊を出せない」
 長谷部「我が国を取り巻く安全保障環境が本当により厳しく深刻な方向に変化しているならば、限られた我が国の防衛資源を地球全体に拡散するのは愚の骨頂だ。サッカーに例えれば、自分のゴールが危険なのに味方の選手を相手側のフィールドに拡散させるものだ。どこにそんな愚かな戦略をとるチームが存在するのか」
 小林「後方支援だから安全だとか。後方支援だから弾が飛んできたら中止するという。弾が飛んできたら、捜索やめて帰ってくるのか。僕が中止された米軍だったら、(日本に)向いて撃つ。『ふざけるな。続けろ』と」
 さらに小林氏は「憲法を無視した政治を行おうとする以上、それは独裁の始まり。撤回しないなら選挙で倒すべきだ」と政権打倒を呼びかけました。

by takeshi_yamagen | 2015-06-18 10:14  

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