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「平家物語」―、石母田ワールドの余韻に浸っています

 15.12.11
 市長選が終わって4日経ちましたが、報告会やら各種会議でなにかと慌ただしい日々を過ごしています。それでも一昨日(9日)はスーパー銭湯(天然温泉)で体を休め、昨日(10日)は終日わが家で寝転びながら読書三昧、「食っちゃ寝え」ならぬ「読んじゃ寝え」の至福の時を過ごしました。何冊かの本を読みすすめたのですが、その中の一つが石母田正さんの「平家物語」(1957年 岩波新書)。大河ドラマ「平清盛」の頃からいつかは読もうと思い続けてきた本です。
「あと1週間ほどで読了できるかな」と思っていたところ、日中の中途半端な睡眠がアダになったのか、今日(11日)は夜中2時過ぎに目覚めてしまい開き直って先ほど一気に読了。個々の素材の分析から始まって最後にはその歴史的意味を当時の経済的な諸関係にまで遡って迫る骨太な石母田ワールドの余韻に今浸っています。
 すぐれた歴史書は、私にとって重要なエネルギーの源泉の一つであることを改めて認識した次第です。

by takeshi_yamagen | 2015-12-11 06:42 | 積ん読・乱読・熟読日記  

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