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共産党大演説会わたなべ結の訴えから① ―誰もが希望をもって生きられる社会に― 

 16.3.20共産党大演説会わたなべ結の訴えから① ―誰もが希望をもって生きられる社会に― _c0133503_17373930.png
 18日開かれた日本共産党大演説会は小雨降る中池田からも100人を大きく越える方が参加して近年では最高の数となりました(全体では1万人)。
 志位さん、小林さん、平松さん、どの話もよかった。
 しかしなんといっても、わたなべ結さんの決して奇をてらうことはない、清心で淡々とした中に力強さを秘めた訴えが参加者の心を打ちました。以下全文を紹介いたします。

 みなさん、こんばんは。足下の悪いなか、こんなにたくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございます(拍手)。ご紹介にあずかりました、わたなべ結です(大きな拍手)。夏の参議院選挙、定数4のこの大阪選挙区で必ず勝ち抜く、その決意でがんばります。どうぞよろしくお願いします(拍手)。
 みなさん、私が、「もう2度と戦争する国になってほしくない」。この思いで日本共産党に入党したのは18歳の時でした。
 大学を出て非正規雇用で働き、前日まで一緒に働いていた派遣労働者の同僚が突然、首切りにあい、ひじょうにショックを受けました。「誰もが生き生きと働き、希望をもって生きられる社会にしたい」。この思いで、日本共産党で働こうと決意をしたのが26歳。これが、私にとって政治に深くかかわるきっかけとなりました。
 命を大切にせず、未来をつぶす政治は絶対に変える。その思いがいつも奮いたたせて、それからこれまで、数えきれない程の出会いの中で、たくさんの切実な声を聞いてまいりました。
 派遣労働の劣悪さといつクビを切られるかわからない。そういう状況のなかで、「派遣よりもホームレスの方がマシ」だと話し、着のみ着のまま路上に座り込んでいた若者、ボランティアにいった福島で、「福島出身者」というだけで差別される怒りと悔しさを、涙ながらに話してくださった被災者、介護を苦に起こる殺人事件に「絶対やったらあかんことやけど、気持ちはわかるんや」といわれた、介護離職した男性、そして、「自分の息子は社会貢献のために自衛隊にはいったのに・・・」と、涙を浮かべ、戦争法反対のデモに参加されたお母さん。
 一度しかない人生を、よりよく生きようと思った時に、それを阻む政治があるということを、私はこれまでに何度も目の当たりにしてまいりました。命を大切にせず、未来をつぶす、こんな政治は絶対に許すことはできない。必ず、みなさんと力をあわせてこの政治を変える。その思いでこれまでがんばってまいりました。そして、この思いが、いつも私を奮い立たせ、背中を大きく押してきました。

by takeshi_yamagen | 2016-03-20 17:40  

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