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国民の願い、法案にこめて ―街頭からの訴えより②―

 16.6.4
 さて野党の協力は選挙だけに留まりません。実は野党は共同して国会に15本の法案を提案しています。それどれ一つとっても国民の願いに応えようとするものです。
 たとえば長時間労働を抑える労働基準法改正案。
「お父さんが夕食の時に帰ってこれない、お父さんが見るのはいつも子どもの寝顔ばかり、お父さんを早く家に帰れるようにしてください…」、この法案はそんなお母さん、子どもたちの声をまとめたものです。
 実は日本は労働時間の上限が法的に規制されていません。それが長時間労働や過労死の温床になっています。まず残業時間の上限を決め、仕事と仕事の間に一定の休息時間を設けようというのがこの法案の内容です。
 また、アベノミクスのもと日本の働くものの賃金は4年連続して下がり続けて、当然お父さんのお給料が上がらない、たまらずお母さんが働きに出ようとしてもまず子どもを預ける保育所がない、さらに問題なのは保育士さんのなり手がないことです。原因ははっきりしています。保育士さんの労働条件が悪すぎるのです。例えばそのお給料は全産業平均より月10万安いんです。「保育士の給料を上げて」の声に応えて野党は保育士処遇改善法案を国会に提出しました。そのほかにも熊本に地震の被災者への支援金の上限額を現行300万から500万円に引き上げる法案、そしてもちろん戦争法廃止法案も堂々と提出しました。

by takeshi_yamagen | 2016-06-04 15:21  

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