人気ブログランキング | 話題のタグを見る

宗教者も立ち上がりつつあります

 16.6.13
 公称信者数300万の信者を有する巨大教団立正佼成会が「これまで以上に人と人、諸宗教・諸文化間の対話と協力に基づく平和創造を推進することを強く決意するとともに、重大な危険をはらむ『安全保障関連法案』の廃案を求めます」と発表した時、私は驚きを禁じえませんでした。今はそうでもないようですが、同会が自民党の国会議員を熱心に応援してきたことを知っているからです。
 そして今度は日本の宗教界のウルトラ右翼と見なされていた生長の家(信者数60万)が、7月の参議院選挙を目前に控え、安倍晋三首相の政治姿勢に対して明確な「反対」の意思を示し「与党とその候補者を支持しない」との本部方針を決定―、これには私は腰を抜かさんばかりに驚きました。同教団は「安倍政権は民主政治の根幹をなす立憲主義を軽視し、福島第一原発事故の惨禍を省みずに原発再稼働を強行し、海外に向かっては緊張を高め、原発の技術輸出に注力するなど、私たちの信仰や信念と相容れない政策や政治運営を行ってきたからです」とその理由を述べています。教団の本気度が伺えます。
 もう何十年も前のことですが、生長の家の機関紙に「共産党の寄って立つ唯物論は物質万能主義であり、人間をウ〇コのかたまりとしか見ない」と書いてあり、失礼ながら吹き出してしまった記憶があります。同教団が今も同様な立場であるかどうかはわかりません。しかしこの日本の平和と民主主義の危機にそんなことは関係ありません。ウ〇コのかたまりにされようとされまいと、神信じようが信じまいと戦争法反対!立憲主義守れ!で誰もが団結する時なのですから。

 追伸;ますます創価学会が浮いてきましたね。

by takeshi_yamagen | 2016-06-13 12:22  

<< 自民党、コロリコロリ!? 左肩(左腕)も全快?さぁ、9区... >>