実際に米軍機が落ちてくる沖縄― 普天間基地は無条件撤去しかありません

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 18.1.11
 杞(殷~戦国時代の中国にあった小国)に住むある男が「いつか天が落ち、地が崩落して身の置き所が無くなってしまうのではないだろうか」と心配して、夜も眠れず食事もとらなかったという故事があります。

 古代の杞の国の場合は実際に天が落ちてくるわけではなく、男の心配は文字通り「杞憂」だったのですが、8日ヘリ1機が読谷村の廃棄物最終処分場に不時着するなど、現代の日本の国では以下に示す「天から沖縄普天間基地所属米軍機が落ちてくる」異常な事態が続いています。

 1612月、垂直離着陸輸送機オスプレイが沖縄県名護市安部(あぶ)の浅瀬に墜落。普天間基地にも胴体着陸。

 17年1月、AH1Zが伊計島の農道に不時着。

 17年6月、CH53Eが沖縄県の久米島空港に不時着。オスプレイが同県の米海兵隊伊江島補助飛行場と奄美空港(鹿児島県)に相次いで不時着。

 17年8月、オスプレイがオーストラリア東部沖で墜落。大分空港にも不時着。

 17月9月、オスプレイが沖縄県の新石垣空港に不時着。

 1710月、CH53Eが飛行中に出火し、沖縄県東村高江の牧草地に不時着し、炎上。

 1712月にはCH53Eの部品が普天間基地から約300メートル離れた緑ケ丘保育園の屋根に落下。

 そして今回のヘリ不時着―、現場は民家から約200300メートルしか離れておらず近くにはリゾートホテルもあるといいます。

 沖縄各地で相次ぐ普天間基地所属機の事故、トラブルは、普天間基地が県民とは決して共存できない危険極まりない基地であること、「世界一危険」な普天間基地はどこに移しても県民の安全は守られないことを示しています。普天間基地は無条件で撤去するしかありません。

「天が落ちてくる」と極端な取り越し苦労ばかりする杞の男を人々は笑ったことでしょうが、現実に「天から米軍機が落ちてきた」沖縄では県民の命と安全を脅かす事態が続いているわけで、絶対に笑話で済ますわけにはいかないのです(写真は10日付「赤旗」日刊紙より)。


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by takeshi_yamagen | 2018-01-11 10:27 | 打倒!安倍政権