日本が他国に「国難」扱いされることを危惧しています ―私見南北首脳会談③―

 18.4.29

 朝鮮半島をめぐる緊張緩和の動きの中で影が薄いのが安倍首相。27日も「日本は蚊帳の外ではないですか」とガチな質問が記者からとんでましたね。

 影が薄いのも、蚊帳の外なのも理由があります。だって安倍さんこれまで「対話による対話は無意味」「微笑み外交に騙されるな」って北朝鮮との話しあう気はまったくゼロ。そりゃ金正恩さんかて「あんたとは会うたらへん」ていうてる人より「腹割っていっぺん喋ろうやないか」て言うてる人とまず仲ようしますよね(僕だってそうします)。

 そんで平壌には行くことができずに、わざわざ遠いワシントンに行ってトランプさんにいろいろお願いせなあかんようになったわけではないでしょうか。こんな不細工な話はありません。 

 さらに私が恐れているのは安倍政権の政策がこの平和の流れを妨害することにならないかということ。

 2015年の安保関連法(戦争法)で集団的自衛権を認めアメリカと一緒に海外で行動できるようになった自衛隊を、安倍政権は憲法に明記しようとしています。そんな自衛隊を改めて国の最高法規に書き加えることは、「いつでもあんたとこと戦争できるんやで」と宣言してるようなもの。金正恩さんも心穏やかではないですよね(僕ならケンカ売ってるんかて思ってしまいます。口には出さんかもしれんけど)。

 日本が蚊帳の外になるだけならまだしも、日本の存在が地域の緊張を高め、平和なアジアを求める国々から「国難」扱いされないか、私はそれをとても危惧しています。

 


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by takeshi_yamagen | 2018-04-29 20:41